◆第14回U―18アジア選手権▽スーパーラウンド 日本2―3韓国(11日・台湾、台北ドーム)
【台北(台湾)11日=小島和之】1次リーグ(L)A組1位の高校日本代表が、スーパーラウンド(SR)初戦でB組1位の韓国に逆転負け。2016年以来10年ぶりのアジア制覇へ、崖っぷちに立たされた。
崖っぷちの日本を救うため、エース・織田が満を持してマウンドに上がる。SR初戦で韓国に逆転負けし、敗れれば10年ぶりのアジア制覇への可能性がついえる12日の台湾戦での先発が決定。今大会初登板でチームの命運を託された剛腕は、「勝つことがすごく大事。無失点にこだわって頑張りたい」と静かに闘志を燃やした。
当初、SRではクローザー起用が想定され、この日もリードしていた6回途中まではブルペンで投球練習を進めていた。しかし、後がなくなったことで先発登板が決定。「初戦の先発を任された末吉(良丞)や今日の杉本(真滉)もそう。それぞれの投手の役割があってこそ自分が投げられる。感謝の気持ち、日本代表の誇りを持ってしっかりと投球したい」。決勝戦へとバトンをつなぐ使命を胸にマウンドへ上がる。
“世界デビュー戦”の投球とともに、球数にも注目が集まる。13日の決勝戦で連投するためには、台湾戦の投球数を40球以内に抑える必要がある。織田は「そこ(球数)は考えずに」と、眼前の打者に全力を注ぐことを強調。台湾に勝つことが最重要ではあるが、「日本のエースとして期待している」と語った岡田龍生監督(65)=東洋大姫路監督=の采配も見どころになりそうだ。
この日、バックネット裏には日米15球団以上が視察に訪れた。織田の先発が決まったことで、さらに多くのスカウトが詰めかけることも予想される。「(球が)甘く行くと一発があるかなと思うので丁寧に投球をしたい。あとはもう楽しんで投げたい」と織田。頂点へと続くストーリーは、その右腕に託された。
◆U―18アジア選手権スーパーラウンド(SR) A、B各組から上位2チーム、計4チームが進出。SRでは別組の2チームと対戦する。1次リーグの対戦成績を持ち越して行われるため、これで韓国は2勝0敗、日本と台湾が1勝1敗、フィリピンが0勝2敗となった。










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