歌舞伎俳優の中村又五郎らが16日都内で、国立劇場10月歌舞伎公演「本朝廿四孝(ほんちょうにじゅうしこう)―筍掘り(たけのこほり)―」(東京・新国立劇場中劇場で1~20日)の取材会を行った。

 乱暴者の兄と孝行者の弟。

兄弟どちらが軍師の名を継ぐのか。戦後5回しか上演されていないレアな演目で27年ぶりとなる。乱暴者の兄・横蔵を演じる又五郎は「今回の上演につなげてくれた国立劇場に感謝したい。やんちゃな男の役だが、この次に上演されるとき、あまり間隔が空かないようになれば」。孝行者だが、多くのつらい目にあう慈悲蔵(じひぞう)を演じる中村錦之助は「シンデレラの気分。難しい役なのでいま考え中です」と話した。

 兄弟の母、越路には中村魁春。通称「三婆」のひとつとされる老女役の難役だ。「このおばあさん、自分勝手で何を考えているのか分からない」と役を“分析”していた。

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