俳優の横浜流星と女優の広瀬すずが17日、都内でダブル主演映画「汝、星のごとく」(藤井道人監督、10月9日公開)の完成披露舞台あいさつに登壇。今作への思いを語った。

 作家の凪良ゆう氏のベストセラー小説を実写映画化。瀬戸内海に浮かぶ島を舞台に櫂(かい、横浜)と暁海(あきみ、広瀬)の15年にわたる愛と選択を描く。前日に30歳の誕生日を迎えた横浜は「自分にとって20代最後、30代一作目の人生の節目。貴重で特別な作品を見ていただけることを嬉しく思っております」とあいさつした。

 今作は、横浜が藤井監督に「やりたい作品がある」と打診したところから制作が実現。「原作を読み終わった瞬間に、この時代に届けるべきだなって強く思った。必ず映画化すると思って、自分が櫂として生きなければ後悔すると思った」と今作への思いを語り、「それぞれの生き方、愛の形、正解があって、息苦しい時代を生きている方々の心に一筋の光を照らせると思う。そんな作品になっていただけたら嬉しい」と願いを込めた。

 映画「正体」(2024年)などでタッグを組んだ藤井監督は「ちょっと感動したことがあって…」と切り出し、「流星が宣伝の取材の時にすごい喋るようになった。『うー』とか『あー』とか言わなくなって、すごい感動」と成長を実感。横浜は「30代なんで」と照れ笑いしていた。

 イベントの最後、横浜は同じ東宝制作で同所で撮影された映画「世界の中心で、愛を叫ぶ」(2004年)を挙げ、「表現としておかしいかもしれないけど、令和のセカチューを目指したい。

『世界の中心で、愛を叫ぶ』のように、たくさんの方々に届いてほしい。いい作品を作ったとしても見てもらわなければ意味がないので、公開まで自分ができる限りのことはやっていきます」と真っすぐ宣言した。

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