◆プロボクシング4大世界戦 ▽WBC世界スーパーフライ級(52・1キロ以下)王座決定戦12回戦 1位・坪井智也―2位リカルド・マラジカ ▽WBC世界バンタム級(53・5キロ以下)タイトルマッチ12回戦 王者・井上拓真―1位・那須川天心 ▽IBF世界スーパーバンタム級(55・3キロ以下)暫定王座決定戦12回戦 1位・西田凌佑―2位サム・グッドマン ▽WBO世界ミマム級(47・6キロ以下)暫定王座決定戦12回戦 1位・松本流星―同級2位ラッセル・アコスタ(27日、トヨタアリーナ東京)

 4大世界戦の会見が25日、都内のホテルで行われた。日本人初のアマチュア世界選手権金メダリストのWBC世界スーパーフライ級1位・坪井智也(30)=帝拳=は万全の仕上がりをアピール。

日本ボクシング界最速タイとなるプロ5戦目での王座獲得に自信をのぞかせた。

 坪井は「しっかり仕上げることができた。いつも通り坪井のボクシングをして、圧倒的に勝っていく」と宣言した。会見後にマラジカの母国・南アフリカの女性リポーターから取材を受け、マラジカに関して聞かれると、「99パーセント研究して、すべて分かっている」と準備に抜かりがないことを強調した。

 マラジカは、今回一緒に来日している弟のチャールトンとともに南アフリカの注目兄弟。元世界王者のブライアン・ミッチェル・マネジャーは「日本がイノウエなら、南アフリカはマラジカだ」と表現したほど。同リポーターが「この試合はアフリカ全体が注目している」ことを明かすと「とってもうれしく思う」と知名度アップにつながることを喜んだ。

 プロではまだ5戦目とキャリアは浅いが、アマチュアでは世界中を渡り歩き131試合の経験がある。前回4月の試合は偶然のバッティングで対相手が続行不能となり2回無効試合。「納得のできない内容だったので、何が悪かったのかじっくり考えて修正した。距離感だったり、バランスだったり…。今回はばっちりです」。

王座を争うマラジカはテクニックのあるアウトボクサー。簡単に崩せる相手ではないが、坪井の自信に揺るぎはない。

 ◆坪井 智也(つぼい・ともや) 1996年3月25日、静岡県浜松市生まれ。小学校6年から浜松市のアマチュア専門のジムでボクシングをスタート。浜松工業高から日大に進学。日大時代は4年連続で全日本選手権に優勝。その後、自衛隊体育学校に進み2021年セルビアのベオグラードで開催された世界選手権にバンタム級で出場し、日本人初の金メダルを獲得。アマ戦績は131戦106勝(10KO・RSC)25敗。25年3月にA級(8回戦)でプロデビュー。プロ戦績は4戦3勝(2KO)1無効試合。身長160センチの右ボクサーファイター。家族は妻との間に一女。

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