箱根駅伝を主催する関東学生陸上競技連盟(関東学連)は5日、第103回箱根駅伝予選会(17日、東京・立川市など)に出場するチームと登録選手を発表した。前回(42校)から3校増の45校が、10枠の第103回箱根駅伝本戦(来年1月2、3日)の出場権を争う。

 出場各校は10~16人を選手登録(今年から登録選手の上限が14人から16人に増加)。その中から10~12人がハーフマラソン(21・0975キロ)を一斉スタートし、上位10人の合計タイムで上位10校が本戦の出場権を獲得する。前回の本戦で優勝した青学大をはじめ、上位10校はシード校。

 今年1月の第102回箱根駅伝(1月2、3日)14位で21年ぶりにシード権を逃した東洋大は、主将で前回の箱根駅伝10区6位の薄根大河(4年)、同1区3位のエース松井海斗(3年)、同3区10位の迎暖人(むかえ・はると、3年)、同5区15位ながら今季好調の宮崎優(3年)ら主力選手が順当にメンバー入りした。酒井俊幸監督(50)は「入るべき選手を登録できました。タフな戦いになる、と思っています」と表情を引き締めて話した。

 東洋大が箱根駅伝予選会に出場するのは2005年以来、21年ぶり。全選手が初の予選会となる。酒井監督は東洋大の学生時代に2度(2、4年時)に予選会を走った経験があるが、当時のコースは大井ふ頭で、指揮官としても初めての予選会となる。4日に行われた試走会では、普段では走ることがない陸上自衛隊立川駐屯地の滑走路コースを重点的にチェック。約8キロを1キロ3分ペースで、18人が設定タイム通りに走破した。

 登録メンバーには、主力選手のほか、加藤悠凌(らうる)、世利雄太、氷見練之介の1年生3人も名を連ねた。

ルーキーでは最速の5000メートル13分51秒83、1万メートル28分54秒39の自己ベスト記録を持つ林柚杏(ゆうあ)は外れた。酒井監督は「林は順調に練習をしており、全日本大学駅伝(11月1日)の登録メンバーには入る予定です。箱根駅伝予選会に登録した加藤、世利、氷見はハーフマラソンを走れるスタミナがあります」と説明した。

 箱根駅伝予選会の約2週間後に全日本大学駅伝を控えるが、まずは立川の戦いに集中する。「全日本の区間配置などは、箱根予選会の後に考えます」と酒井監督は話す。復活への第一歩として、東洋大は全力で21年ぶりの予選会に臨む。

 東洋大の箱根駅伝予選会登録メンバーは以下の通り。

薄根 大河(4年)

倉本 晃羽(4年)

馬場 大翔(4年)

浜中  尊(4年)

内堀  勇(3年)

陳内 紫音(3年)

松井 海斗(3年)

宮崎  優(3年)

迎  暖人(3年)

小野 真和(2年)

木村 隆晴(2年)

小名 祐志(2年)

生天目 温(2年)

加藤 悠凌(1年)

世利 雄太(1年)

氷見練之介(1年)

 ◆第103回箱根駅伝予選会開催要項

 ▽日時、コース 10月17日午前8時30分、東京・立川市陸上自衛隊立川駐屯地をスタート、国営昭和記念公園にゴールする公認コースのハーフマラソン。

 ▽競技方法 全選手が一斉スタート。各校10~16人の登録選手の中から10~12人が出場し、上位10人の合計タイムで争う。外国人留学生は登録2人以内、出場1人以内。上位10校が本戦(来年1月2、3日)の出場権を獲得する。

 ▽出場資格 関東学生陸上競技連盟男子登録者で2025年1月1日~2026年10月4日の期間内に1万メートル34分以内、ハーフマラソン1時間13分以内の公認記録を有する。

 ▽関東学生連合 予選会敗退校の選手で編成し、本戦にオープン参加。チーム枠10人と個人枠6人の計16人が登録される。チーム枠は敗退校の上位10校(総合11位~20位)に1枠ずつ与えられ、選出は各校に委ねられる。個人枠は予選会総合21位以下の所属選手で個人順位の上位6人(各校1人)が選出される。外国人留学生は選出対象にならない。出走の上限は所属チームの出走を含めて2回。

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