元WBC世界スーパーフライ級王者・徳山昌守氏(52)が会長を務める徳山ジムの3選手が、大阪・ゴウダホールで行われたアポロジム興行で4回戦に出場し、そろってプロ初白星を挙げた。デビュー戦に臨んだスーパーライト級の加藤慶介(22)、2戦目だった58・0キロ契約の李勝輝(27)と55・0キロ契約の道家孝明(33)が、いずれも判定勝ち。

セコンドで見届けた徳山会長は「全員勝ててホッとした。厳しい練習によく耐えた」と選手たちをたたえ、2024年11月のジム開設以来初の同日3連勝を喜んだ。

 先陣を切った加藤が、池田優一(本橋)に右ショートを度々クリーンヒットさせるなど判定2―0で白星。李も触発され、ハイテク・サトフォード(陽光アダチ)とのサウスポー対決でジャッジ1者がフルマークの判定3―0で続いた。道家もミルキー中村(姫路木下)との打撃戦で優位に立ち、判定2―0で勝ち名乗りを受けた。

 李と道家はデビュー戦でKO負けだった。徳山会長は「甘やかしていては勝てないと思い(3選手を)一から鍛えた」と滋賀県内で走り込み合宿を敢行し、足腰やスタミナを強化。選手たちはリング上で応えた。

 徳山ジムには、八尾ジムから移籍組の末吉直樹(26)を含め、プロ4選手が在籍。次戦は来春を予定する。「勝負はこれから」。世界を知る“新米会長”の戦いは始まったばかりだ。

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