◆愛知・名古屋アジア大会 第15日 レスリング(3日、名古屋・稲永スポーツセンター)

 女子57キロ級の1回戦が行われ、24年パリ五輪53キロ級金メダリストの藤波朱理(レスター)は、モンゴル選手と対戦し、16―5で勝利し、中2だった2017年から国内外での連勝記録を「154」に伸ばして準々決勝に進んだ。

 大歓声の中で登場。

第1ピリオド(P)開始早々、足を取られ場外に出され1失点。さらに、体を返されマットに落とされ失点し、5失点のピンチ。それでも、諦めず攻め続けて得点を重ね、バックを取って逆転すると、足を取ってローリングして得点を追加。第2Pも流れに乗るとポイントを重ね勝利した。

 五輪後、53キロから57キロ級に階級を上げた。昨年のU23世界選手権で57キロ級での国際大会デビューを果たすときっちり優勝。昨年12月の全日本選手権を制し、今年5月の全日本選抜では大会3週間前の練習中に左膝の靱帯(じんたい)を痛める大ケガを負いながらも頂点に立ち連勝を153に伸ばすなど、強さはまったく変わらない。

 32年ぶりの自国開催。日本選手団の顔として、自転車男子の中村輪夢(ウイングアーク1st)とともに開会式では日本選手団の旗手を務め、まさに大会の顔として臨んでいる。愛知の隣の三重出身。ほぼ地元で地の利を生かして、連勝街道を突き進む。

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