◆愛知・名古屋アジア大会 第15日 バレーボール男子 日本―イラン(3日、愛知・岡崎中央総合公園総合体育館)

 イランとの決勝戦に臨んだ日本は、第3セットを21ー25で競り負け、セットカウント1-2となった。あと1セット奪われると16年ぶり金メダルの夢はついえる。

第4セットで逆転勝利につなげられるか。

 第1セットを26ー28で落とした日本は、第2セットを25ー19で奪い返した。セットカウントを1-1とし、第3セットに挑んだ。

 第3セットは相手に先行されている中で、甲斐が3枚ブロックを打ち抜くなどグッジョブなスパイクが光る。高橋慶帆がブロックし、一方的に勢いづかせないプレーに観客も拍手喝采。投入された後藤のトスなどスパイスを利かせたプレーであらがうが、じわじわと得点差を広げられた。

 【第1セット】15-15で並んでから一進一退の攻防に。2点差をつけられ追いつきたい19-21の場面で途中で入ったオポジットの高橋慶帆がライトからのスパイクで得点し20ー21に。高橋慶のサーブで崩し、大塚のスパイクなどで肉薄。23-24でセットポイントを握られてから、3度のジュースに持ち込んだが、日本男子の大きな課題となっている「あと1点」を取り切れずに落とした。

 第1セットを26ー28で落とした日本は、第2セットを25ー19で奪い返した。セットカウントを1-1とし、第3セットに挑んだ。

 【第2セット】生命線の守備でつなぎで第1セットで苦戦した連続ポイントが出る。終盤にはリベロの高橋和が左腕一本でレシーブするなど、賢明な守備が光った。

 先発6人は大塚達宣、甲斐優斗、西山大翔、西本圭吾、西川馨太郎、セッター河東祐大、リベロに高橋和幸。

 日本は9月27日の1次リーグ・初戦のウズベキスタン戦から4戦連続ストレート勝ちで4強入り。前夜2日の中国戦はフルセットまでもつれる死闘で、23歳のオポジット・西山大翔(大阪B)が両チーム最多28得点で大暴れし、12年ぶりの銀メダル以上を確定させている。

 大会4連覇を狙うイランは、五輪切符を懸けたアジア選手権決勝でも戦った“ガチメン”。オポジットのエスマイルネザド・アミン主将や、同大会で攻撃の軸を担ったホセインハンザデフィルーズジャ・ポリヤらがそろう。大塚は「日本相手で絶対に(アジア選手権)のリベンジの気持ちはある。それに対して自分たちはそれ以上のエネルギーで上回っていく」と闘志を燃やして臨んでいる。日本は若手主体の成長著しいチームでアジア制覇を狙う。

◆男子日本代表のアジア大会 日程と結果

▶1次リーグA組

9月27日:日本  3ー0 ウズベキスタン

9月28日:日本  3ー0 カザフスタン

9月29日:日本  3-0 パキスタン

▶決勝トーナメント

1日:準々決勝 日本 3ー0カタール 

2日:準決勝 日本 3ー2中国

3日:決勝 イラン戦

◆日本代表メンバー(左の数字は背番号)

5 アウトサイドヒッター

大塚達宣(パワーバレー・ミラノ)

7 アウトサイドヒッター

 新井雄大※主将(広島TH)

9 セッター

 河東祐大(ジェイテクトSTINGS愛知)

15 アウトサイドヒッター

 甲斐優斗(大阪B)ブルテオン

17 ミドルブロッカー

 西本圭吾(広島TH)

18 オポジット

 西山大翔(大阪B)

24 オポジット

 高橋慶帆(ジェイテクトSTINGS愛知)

25 セッター

 下川諒(サントリー)

26 アウトサイドヒッター

 後藤陸翔(東京GB)

28 ミドルブロッカー

 麻野堅斗(早大4年)

30 ミドルブロッカー

 西川馨太郎(大阪B)

37 リベロ

 高橋和幸(ジェイテクトSTINGS愛知)

◆アジア大会 日本男子金メダルとメンバー◆

4年に一度の国際総合大会、アジア大会で日本の金メダルは過去に8度制覇。58年東京から5連覇し、82年ニューデリー、94年広島、10年広州でアジアを制した。

▷2010 年:広州

上場 雄也、菅 直哉、石島 雄介、宇佐美 大輔、永野 健、

清水 邦広、鈴木 寛史、富松 崇彰、長江 晃生、米山 裕太、

福澤 達哉、山村 宏太

▷1994 年:広島

成田 貴志、小林 秀章、松田 明彦、泉川 正幸、宮崎 謙彦、

山本 健之、大浦 正文、南 克幸、青山 繁、佐々木 太一、

大竹 秀之、中垣内 祐一

▷1982年:ニューデリー

蘇武 幸志、奥野 浩昭、山田 修司、御嶽 和也、花輪 晴彦、

田中 幹保、杉本 公雄、岩田 稔、藤田 幸光、古川 靖志、

田中 直樹、三橋 栄三郎

▷1974年: テヘラン

中村 祐造、猫田 勝敏、木村 憲治、横田 忠義、嶋岡 健治、

佐藤 哲夫、深尾 吉英、西本 哲雄、保田 靖則、柳本 晶一、

田中 幹保、小田 勝美

▷1970年: バンコク

中村 祐造、猫田 勝敏、小泉 勲、木村 憲治、三森 泰明、

森田 淳悟、横田 忠義、大古 誠司、佐藤 哲夫、嶋岡 健治、

深尾 吉英、沼倉 慶一

▷1966年: バンコク

池田 尚弘、南 将之、森山 輝久、中村 佑造、古川 武司、

猫田 勝敏、白神 守、木村 憲治、森田 淳悟、横田 忠義、

小泉 勲

▷1962年: ジャカルタ

原 汎邦、深川 正司、高田 信久、佐藤 安孝、 山口 昌博、

森山 輝久、菅原 貞敬、小山 勉、川崎 松雄、市川 忠義、

南 将之、出町 豊

▷1958年: 東京

佐藤 暢秀、野口 馨、河村 稔夫、津田 良和、出町 豊、

向井 正一、吉田 昌博、丸谷 統男、小泉 忠直、板橋 知義、

小山 勉、深川 正司

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