英国のサラブレッドセールで歴史に残る超高額馬が飛び出した。6日に英国のニューマーケットで開催されたタタソールズ社の10月1歳馬セールの初日で、母マイアストラの1歳牡馬(父ナイトオブサンダー)が460万ギニー(約10億1200万円)で落札。

ドバイのモハメド殿下率いるゴドルフィンが、クールモアとの一騎打ちを制した。

 超高額で落札された注目馬の血統は、母マイアストラがアイルランドのG1・プリティポリーSの2着馬で、祖母がマイティタニアがG3ウィナー。父の産駒からは、今年のプリンスオブウェールズS連覇などG1・4勝を挙げるオンブズマンなど多くの活躍馬を送り出しており、日本でもすでに現役引退したソンシが今年の阪急杯をコースレコードで制している。

 タタソールズ社は公式ホームページで、ゴドルフィンの代理人として落札したアンソニー・ストラウド氏のコメントを紹介。「この馬はナイトオブサンダー産駒で、非常に優れた血統背景を持つ、とりわけ魅力的な馬です。素晴らしい馬体と種牡馬としてのポテンシャルを兼ね備え、名門牧場の出身でもあります。これ以上ないほど満足しています。我々の評価額の上限に達する価格でした」と高い評価をしている。

 また、英国競馬専門メディア「レーシングポスト」も「ついに決着! クールモアとゴドルフィンの激突が歴史を塗り替える ナイトオブサンダー産駒の牡馬が460万ギニーを記録」との見出しで速報をアップ。記事内では、欧州の競馬業界における名門同士の壮絶な競り合いに触れながら、「この若駒は、ヨーロッパの公開セリで販売された牡馬のこれまでの最高価格記録を塗り替えた。それまでの最高額記録は、2024年の「ブック1」セールにてアモ・レーシングに430万ギニーで落札されたウートンバセット産駒のポーカーが保持していました(同馬は未勝利のまま)」と報じている。

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