◆米大リーグ ア・リーグ地区シリーズ第4戦 ホワイトソックス5-9ガーディアンズ(7日、米イリノイ州シカゴ=レート・フィールド)

 ホワイトソックスが本拠で2試合連続の逆転負けを喫し、シリーズは2勝2敗のタイとなった。村上宗隆内野手は、3回1死満塁で先制の押し出し四球を選び、重盗で二盗を決めると、5回に左前打を放って逆転をお膳立てするなど、3打数1安打1打点1得点1三振2四球1盗塁。

打率は2割1分7厘となった。チームは4―3で迎えた6回に6失点で大逆転負け。勝てば、1906年ワールドシリーズ以来120年ぶりで本拠地でのシリーズ突破が掛かっていたが、歴史的快挙はならず。第5戦にもつれたシリーズは舞台を再び敵地に移し、10日(日本時間11日)に行われる。

 4点差を追う9回2死。村上は、三塁走者として最後の瞬間を迎え、ゆっくりとベンチに引き揚げた。2試合連続の逆転負け。本拠で決めることができなかった。

 「相手を褒めるべき。彼らは良いスイング判断をして、コンタクトもできている。四球を与えると、必ずつけ込まれる。最初の2試合はなんとか切り抜けることができたが、この2試合はそうはいかなかった」とベナブル監督は0―2からシリーズを振り出しに戻した相手を称え、「彼らと互角の戦いを続けてきたので、こうなるのも必然でしょう」と淡々とした表情だった。

 4―3で迎えた6回。4番手のケイがつかまった。1死後、死球と盗塁で揺さぶられ、バザンナに右翼線同点二塁打を許すと、5番手のテーラーも大誤算。4安打2四球で1死も奪えず、4失点。シリーズ突破が遠ざかった瞬間だった。自慢のオープナー戦法が、機能せず。短期間に同じ相手と戦うポストシーズン。PS3試合で防御率0・00、2セーブの切り札、テーラーの乱調は、その象徴でもあった。

 勝てば、1906年ワールドシリーズ優勝以来、120年ぶりで本拠地でのシリーズ突破だったが、歴史的快挙はならず。PS戦初の本拠地試合となった前日は、9回制のポストシーズン史上最多となる屈辱の19奪三振。今季本拠地勝率5割9分3厘、本拠地112本塁打は共にリーグ2位と、地の利を生かしてきたが、2試合連続の逆転負け。前年度より公式戦観客動員36%増の約200万人が駆けつけた地元ファンの期待に応えることができなかった。

 「ファンの前で特別な出来事を実現したかったが、とにかく、シリーズに勝ちたい。どこであっても」と指揮官。シカゴでのシャンパンファイトは幻となったが、まだ、シリーズは続いている。2勝2敗で迎える第5戦は、両軍、背水の陣で挑む大一番だ。チームは本拠でフリー打撃など軽めの調整をして、敵地に乗り込む。「第5戦は総力戦。万全の状態で試合に臨めるよう準備を整える」とベナブル監督は力をこめた。

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