◆米大リーグ ナ・リーグ地区シリーズ第4戦 ブレーブス―ドジャース(7日、米ジョージア州アトランタ=トゥルイストパーク)

 ドジャース・大谷翔平投手(32)が7日(日本時間8日)、2勝1敗で突破に王手をかけた地区シリーズ第4戦の敵地・ブレーブス戦に「4番・指名打者」でスタメン出場し、2打席目まで四球と空振り三振で本塁打が出ず、100打席連続本塁打なしとなった。

 ブレーブスの先発は、タイラー・マーリー投手(32)。

レギュラーシーズンでは4試合で対戦して、12打数1安打の打率8分3厘に抑え込まれた。今季もマーリーがジャイアンツに所属していた4月22日(同23日)に対戦。一ゴロ、一ゴロ、見逃し三振の3打数無安打に抑え込まれていた。

 1回裏に1点を先取され、0―1で迎えた2回先頭の1打席目。カウント3―1から外角のスプリットを見送って四球。4試合連続出塁となると、積極的に走って二盗を成功させ、悪送球の間に三塁まで進んだ。すると1死三塁でマンシーの遊撃への平凡なフライを遊撃手のデュボンが落球。大谷が生還して同点のホームを踏んだ。1―1で同点の4回1死走者なしの2打席目は高めの直球に手が出て空振り三振に倒れて100打席連続ノーアーチとなった。

 1勝1敗で迎えた前日6日(同7日)の敵地での第3戦は、山本由伸投手(28)が7回1失点、10奪三振の好投を見せると、打線は4回にE・ヘルナンデスとフリーマンの2本塁打で3点を奪い、3―1で勝って地区シリーズ突破とリーグ優勝決定シリーズ進出に王手をかけた。

 大谷は第3戦までの3試合で10打数2安打の打率2割。第3戦では打撃妨害と四球で2出塁したが、安打は出なかった。

9月には右上腕二頭筋、左膝などのコンディション不良で負傷者リスト(IL)入り。レギュラーシーズン最後の5試合で復帰したが、8月18日(同19日)の敵地・ロッキーズ戦での30号を最後に、第3戦終了時点で49日間本塁打は出ておらず、出場した試合では21試合、98打席ノーアーチだった。

 そして2打席目までアーチが出ずに、100打席連続本塁打なし。エンゼルス時代の22~23年にかけてメジャー移籍後自己ワーストの104打席連続本塁打なしがあるが、自己ワースト記録も目前となっている。

 打順も第1、2戦は相手が左腕先発とあって本来の1番ではなく2番に入り、調子が上向かずに相手先発が好左腕のセールとあって、第3戦は5番だった。ドジャース移籍後3年目で3番以下の打順に入るのは初めてで、5番に入るのはエンゼルス時代の20年以来、6年ぶりだった。この日は22年以来4年ぶりの4番。試合前の会見でロバーツ監督は「打ち損じた打席の内容がよくなっている。引っ張って右翼方面にゴロアウトになるのではなくて、フィールドを広く使ってはじき返している。選球もよくなっている。しっかり食らいつこうという姿勢も第1、2戦よりもよくなっている。それは心強い。

我々が期待しているところ、彼が彼自身に期待するところにはまだ達していない。いずれ彼はよみがえるだろう」と期待を込めていた。

 大谷のこれまでのポストシーズンの成績は以下の通り。

 ◆大谷の今季のポストシーズン

 【地区シリーズ】

〈1〉「2番DH」 4打数1安打(右安、二直、左飛、中飛)

〈2〉「2番DH」 4打数1安打(空三振、遊飛、左安、空三振)

〈3〉「5番DH」 2打数0安打(空三振、打撃妨害、左飛、四球)

編集部おすすめ