TBS系日曜劇場「VIVANT」(日曜・後9時)第22話が25日、放送される。拉致された別班員救出に成功した乃木らがゴルドバ脱出に向け動いた第21話を振り返る。

 「シンシー」本部では、責任者のハン・リンシン(宮下今日子)が一行を追おうにも、太田(花岡すみれ)のハッキングで衛星が使えない。10人体制で復旧を図っても歯が立たず、頼みの地対空ミサイルも封じられていた。

それでもハンは、脱出先を絞り込む。浮上したのは、タイの有名実業家、チョッキー(オーム・タナパック/鬼頭明里)のプライベートジェット。検問の設置に加え、渡航差し止めまでゴルバド政府側に要求したが、国の利益になる来訪だとして拒否された。この拒否も、第19話で語られた読みどおりだ。

 廃工場では、田代(レイヤマダ)とエージェントのナティック(ルスラン・フセイノフ/浪川大輔)らが、中国人労働者の通勤バスを装って移動する準備を整えていた。作業着にIDカード、別班員の傷を隠すメイク担当者までいる。同じ会社のバスが鉢合わせしないよう、本物の出発を遅らせる手も打ってあった。田代の周到な準備を評価するF(堺雅人)。一方の田代は、いつもの乃木とは違う雰囲気に少々戸惑いぎみだった。

 準備を整えて検問へ向かうが、予想以上の渋滞で進めない。

そこへ、本物のバスが想定より早く出発したとの知らせが。鉢合わせが迫るうえ、待ちきれない車が次々と列を離れ、後方のバスを警官の目から隠す車まで減っていく…。

 そのころ、リュウ・ミンシュエン(堺雅人)は、警視庁公安部・外事第4課の野崎守(阿部寛)の牢屋へ。核融合研究者エリシャ・ママドフ(ママドフ・ダダソフ)の娘の正体を突き止めた“褒美”だ。野崎のエージェント・ドラム(富栄ドラム)を麻酔銃で眠らせ、監視カメラを切り、看守も退出させる。野崎に顔を近づけるリュウに、視聴者も「何か伝えたよね?」と反応。“褒美”の時間にも、油断は禁物だ。

 一方、検問前では視聴者までやきもきさせた「本物のバス」が迫り、車内では強行突破の準備が始まる。そこでFから乃木(堺雅人)へ交代。慎重に判断しないと地元住民に被害が出るからだ。警察官に通訳を求められた乃木は、中国語で仲間に呼び掛ける。警察官たちが理解できないのを利用し、運転手を務める元公安部の諜報員でテントのモニター(協力者)・新庄浩太郎(竜星涼)への指示も織り交ぜていく。

 ようやく通過できるかと思った瞬間、シュウ(リンリン)とシンシーの兵士たちが現れた。黒須駿(松坂桃李)らを拷問していた男に、変装は通用しない。

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