今季の学生3大駅伝第2戦、全日本大学駅伝(11月1日、名古屋市~三重・伊勢市=8区間106・8キロ)の区間登録(1~8区と補欠5人)が30日、発表され、開幕戦の出雲駅伝(12日)で16年ぶりに優勝した早大は「令和の三羽ガラス」と呼ばれる黄金ルーキーの本田桜二郎を1区、増子陽太を2区、新妻遼己(はるき)を補欠に登録した。出雲で本田は2区で区間賞、新妻は4区で区間新記録の区間賞。

増子はメンバーから外れたが、伊勢路で満を持して大学駅伝デビューを果たす。新妻も当日変更で投入される可能性があり、いよいよ「三羽ガラス」がそろい踏みとなる。

 早大は今季絶好調の山口竣平(3年)をエース区間の7区、「山の名探偵」の愛称を持つ工藤慎作(4年)を最長の8区に登録。エースの鈴木琉胤(るい、2年)を補欠に温存し、盤石のオーダー。出雲に続き、16年ぶりとなる6度目の優勝を狙う。マラソン15戦10勝のレジェンドで早大OB会長の瀬古利彦さん(70)は「出雲で勝ち、勢いがついた。3冠を達成した10年度もそうだった」と、第103回箱根駅伝(来年1月2、3日)を含めて3冠へ期待している。

 ◆全日本大学駅伝の見どころ 出雲優勝の早大、同2位の国学院大、同4位の順大、スピードランナーがそろう中大が優勝争いの軸。青学大は出雲で関東最下位の11位に終わったが、原晋監督(59)が「全日本でも優勝を狙います」と巻き返しに自信を見せる。前回を含め全日本で最多17回優勝の駒大、駅伝巧者の創価大、帝京大も流れに乗れば優勝争いに加わる力がある。約2週間前の箱根駅伝予選会でトップ通過した東洋大、2位の中央学院大などは疲労回復が鍵になる。

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