第47回将棋日本シリーズJTプロ公式戦(以下「JT杯」)の準決勝第二局となる東海大会が31日、愛知県のAichi Sky Expo(愛知県国際展示場)で行われ、永瀬拓矢九段(後手)が、八代弥八段(先手)を154手で破り、決勝進出を決めた。

 150手を超える大激戦。

相掛かりから後手が積極的に動き、先手が反発して激しい将棋となった。目まぐるしい攻防が繰り広げられて、解説の井上慶太九段が思わず「いやー、ちょっとわからへんよ」とうなるスリリングな終盤を後手が抜け出し、長手数の対局を競り勝った。

 「中盤は互いに指し方が難しかったと思います。△5四飛(86手目)のあとはずっとダメかなと思って指していました」と振り返った永瀬九段。それでも2年連続3回目となる決勝進出を決め、胸をなで下ろす。決勝戦は佐々木勇気八段とぶつかる。「2004年のこども大会の決勝でも対戦しました。こども大会と『JT杯』の両方の決勝で対戦するのは初めてでしょうか。同じカードを大舞台で指せるのは感慨深いです」と語った。

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