歌手の田川寿美(50)が6日放送のテレビ朝日系「徹子の部屋」(月~金曜・午後1時)に出演。闘病していた病気についてテレビで初告白した。

 司会の黒柳徹子から「2つの大きな病気を抱えていらした?」と聞かれ、田川は「15年前になるんですけど、膠原病でベーチェットっていうのが分かりまして」と説明。「ベーチェット病」は国の指定難病にとなっている。

 「ある日突然太ももに、紅斑ていう赤い斑点みたいなのがいっぱいできてしまって、食道にも潰瘍ができて、いくつかの病院に行ったら、膠原病だということが分かって」と明かし、当時はもう歌を歌えないんじゃないかなとか、ひどくなれば失明する可能性もあると言われたものですから、ちょっとショックでね。それから、まだまだ夢も目標もあるけれど、生きる速度を緩めないといけないなって思って」と語った。

 「今は膠原病に対しての認知度があるかもしれませんけど、当時はなかなか知っていただけなかったので、耐えるしかなく。周りのスタッフか支えてくれて、なんとか隠し通しながら」と周囲には病気を隠していたそうで、「歌えないときもあったし、風邪みたいな症状になるんですね、声が出ないとき。だから周りには『風邪です』みたいにごまかしながら。あんまり心配はかけたくなかたったし」と振り返った。

 私生活では2011年に結婚し、12年に長男が誕生。15年に離婚し、現在は中2の息子と2人暮らし。「出産したときもベーチェットって分かってはいたんけど、なんとか出産することができて、自分に自信ができたというか、よしまた生きていかなきゃいけないなという気持ちになりましたね」としみじみ話した。

 また3年前には乳がんと診断されたことも告白。

「これもびっくり。でも早期だったので、放射線とかやって、手術もして。終わったんですけど」と語った。息子には「乳がんになったよ」と隠さず告げると、「俺は毎日笑わせるようにする」と母を明るく励ましてくれたという。

 病気について今回テレビで初告白となったが、「今はだいぶ良くなってきているし、過去のこととして、徹子さんとお会いしてお話することで大丈夫だって思いたい。徹子さんみたいにチャーミングに笑って生きていきたい」と前を向いていた。

 田川は和歌山市出身。13歳の時に歌謡番組で優勝。作詞家・悠木圭子の勧めで中学卒業と同時に上京し、92年4月「女…ひとり旅」でデビュー。同年の日本レコード大賞新人賞受賞。NHK紅白歌合戦には4回出場。

編集部おすすめ