ネスレ日本は6月5日、代表取締役社長兼CEOの深谷龍彦氏が6月30日付で退任し、常務執行役員飲料事業本部長の島川基氏が7月1日付で代表取締役社長兼CEOに就任すると発表した。

深谷氏は退任にあたり、「後進にバトンを託すことにしました」とコメントした。


同社は深谷氏の功績について、CEOとして卓越したリーダーシップと強い情熱のもと、イノベーションの加速と事業のプレミアム化を推進し、持続的成長を力強く実現してきたと説明した。Eコマース事業の改革や、将来の成長を見据えた組織・事業基盤の強化にも取り組み、事業を新たな成長軌道へ導いたとしている。

また、消費者を起点とした意思決定を徹底したことが、同社の競争優位性を高める重要な原動力になったと評価した。

後任の島川氏は1979年生まれの47歳。2002年にネスレ日本へ入社し、東京支店に配属された。その後、営業本部のカテゴリープランナー、飲料事業本部のブランドマネジャーを経て、液体飲料ビジネス部長、レギュラーソリュブルコーヒービジネス部長などを歴任した。

基幹ブランド「ネスカフェ」を軸に、飲料事業で幅広いカテゴリーを経験しながら責任範囲を広げ、イノベーションを牽引してきた。

2020年にネスレS.A.ゾーンAOAのアシスタントリージョナルマネジャーに就任。2022年には執行役員デジタル&Eコマース本部長となり、Eコマース事業の改革や全社横断のデジタルトランスフォーメーションを主導した。

2023年5月に常務執行役員へ昇格し、デジタル&Eコマース本部長と新規ビジネス開発部長を兼務。2025年7月からは常務執行役員飲料事業本部長を務めている。

飲料事業本部長として、家庭内外を横断して「ネスカフェ」と「スターバックス CPG」の両ブランドを統括。
伸長するコールドコーヒーカテゴリーの強化に向けた戦略を進めるなど、飲料事業全体の成長を牽引してきた。

【島川基(しまかわ・もとい)新社長の略歴】

1979年生まれ(47歳)、東北大卒
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