2018年8月12日(日)放送

杏子さん(part 1)
1984年、バービーボーイズのツインボーカルとして「暗闇でdance」でデビュー。1992年のグループ解散後はソロで活動し、昨年ソロデビュー25周年を迎えました。

山崎まさよしさんらとのユニット「福耳」でも活躍中です。

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JK:杏子さん、今日はばっちりキメてきましたね!

杏子:今日は先生の・・・コシノ・ジュンコ・デザイン! これ着てお買い物に行くと、みんなにカワイイって言われて!

JK:あ、それ着てお買い物行っちゃうんだ(笑)ありがとうございます!

出水:そして・・・お誕生日を迎えられたということで!

JK:おめでとう!

杏子:えー! ありがとうございます! やったぁ(^O^)/

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▲グリーンのストールはジュンコ先生からのBDプレゼント♪

JK:いやぁイキイキしてるね!

杏子:先生はいつも隙がない恰好をしているでしょ。だから先生にお会いするときは、私もちょっと、頑張って。

出水:お二人は接点がなさそうなんですが?

杏子:最初は中村扇雀さんの舞台。あのときに先生とご一緒して、扇雀さんと皆さんでお食事に連れて行っていただいて。その後、ジュンコ先生のショウを拝見しに行ったんです。世界のジュンコってセレブの人が着る服、自分はまだやな~と思っていたら、すごくエレガントなものと、ロック風のめちゃくちゃやんちゃな遊び心のあるものがあって、それで一瞬でトリコになってしまってね。

JK:迷わずなのよ、この人。しかもバッチリ似合うのよ。この頃は、「杏子さんに似合うもの」なんて意識するようになって(笑)だって、本当に似合うんですもん! 花火も来てくれたわね、沖縄の。

杏子:2年連続で! 日本の花火の美しさはもちろんだけど、ジュンコ先生の花火って直線的というか・・・音楽とのコラボもぴったんこ。来年も絶対行きます!

JK:ノリのいい杏子さんだから、昔から会ってるみたい。

気が合うってそういうことよね。もう何十年も前から会ってたわよね、って感じ。フィーリングって火花よね。

出水:本当、杏子さんってスタイルが良くてすらっとしていて・・・何を着ても似合ってらっしゃる。

杏子:体が楽器なので、声を出すためにはトレーニングしなきゃなって。いまもシェイプロックっていうのをやってるんです。整体とEMSと軽いトレーニングをするものなんですけど。

JK:私は週に2回ジムに行ってるの。朝7:30から行くのよ、約2時間。行くとルンルンで帰ってくる(笑)運動ってすごく大事なのは「運」が「動く」っていう漢字。帰ってくると、前向きになって帰ってくるのよ。この仕事大変だなって思うときは逆に運動に行くの。

杏子:えっ、先生でもこの仕事大変だなっていう時があるんですか?

JK:しょっちゅう大変(笑) だけど楽しそうになるのは、朝動いちゃうと、頭の回転ガフワーッとなる。

杏子:私もシェイプロックを1日おきに行って、縦筋がウエストに出来てきた! 背中のゆがみも取っていただいているので。電気とおしながら、二の腕も鍛えてます(‘ω’)ノ

生涯ロックなお姉さん~杏子さん

出水:杏子さんはTVの美術番組にもご出演されるぐらい、アートもお好きなんですよね? アートとの出会いはいつぐらい?

杏子:ピンポイントで、江戸中期の伊藤冲から入って行ったんです。2000年に京都へ女一人旅をしたときに、ちょうど若冲没後200年のイベントがあって。有名な白い像のモザイク画があって、「あ、現代アートなんだ?」と思ってよくよく見たら、江戸中期にこんな画家がいたんだ、って。そこから長沢芦雪を好きになって、「竜と寅の襖絵」を見に、和歌山県の串本へ日帰りで(笑)

出水:えー! どこにでもヒューッて行っちゃうのね。

杏子:それから丸山応挙も好きになって。金毘羅宮の奥書院の襖絵がフランスの儀目美術館で2008年に最終的に公開されるっていうので、これも1人で(笑)

JK:じゃあ、ジャポニズム行かれたほうがいいですよ! いま真っ最中だから! 若冲は9月からだから間に合う。

杏子:そうなんです! 多分10月に行きます。10月の2週目ぐらいに。

JK:パリコレの真っ最中ね。

出水:何か見たいものがあったら、パッとおひとりで行くんですね。

活動派でらっしゃいますね?

杏子:前は全然そんなことなかったんです。恋愛で出会いがないって言ったら、「何言ってるの、1人で旅したら、海外では絶対声かけられるよ」って言われて(笑)

JK:はは! それで結果は?

杏子:ぜんっぜん(笑) これ、誰か声かけてくるんですか? みたいな(^^;)

JK:そこで出会ったのがアートね。アートは裏切らない(^^)

生涯ロックなお姉さん~杏子さん
出水:他に一人旅をなさって、そこでのハプニングはありますか?

杏子:馬に乗りに行こうと思って。多分、私そのとき病んでたんでしょうね(笑) ソロになって2~3年ぐらい。「向かい干支」と言って、自分の干支の向かいの者が守ってくれるっていうのを聴いて。私はねずみ年だから、向かいが馬だったんです。よし、これは馬に乗って何かを変えなきゃ!と思って、語学留学もかねてニュージーランドに行ったんです。

JK:一人で行ったの? エラーイ。

杏子:ハイソな感じだと思ってたんですよ。そしたら、迎えにきたバンが砂だらけで汚なーい車! 乗馬のウェアを揃えようと思ったら、そんなものは売ってなくて、持って行ったジャージに、工事のヘルメットみたいなのをかぶって(笑) 乗馬の写真いくつかあるんですけど、ぜんぶ工事中ってかんじ(笑)

出水:開拓中、ってかんじですね(^^;)

杏子:はじめレッスンではリードを使わないで、鞍につかまって練習してたんですけど、2日目に上級者の人たちと一緒に散歩に行くと言うのでいきなりリードをつかまされた。私のはおじいさん馬で、「彼なら迷ってもちゃんと帰ってくるから」って。そしたら、前の馬がギャロップで走り始めたら、おじいさん馬も走るんですよ! でも私は走ったことないから、エーッ! てなっちゃって、手綱を引っ張っちゃった!

JK:ああ、余計に走っちゃったのね。

杏子:乗馬では手綱を引くと「Go!」って意味らしく、おじいさん頑張っちゃって! ガーッと走り出して、時代劇みたいに馬が2本足で立ったんです! 足のおまたの筋肉で必死にしがみついてたら、先生に「アンタ何やってんのー!」って怒られたので、「なんにも習ってないわよー!」(笑)

JK:ははは(笑)よくまぁ(^o^)

杏子:北島にいたんですけど、南島にたまたま幼馴染が看護師さんをやっていて、何かあったら連絡しなさいね、って言われてたから、「杏子だけど覚えてる?」って電話して移りました(笑)

出水:じゃあ乗馬はもう早々に終えて(笑)

杏子:鞍をやっただけです(笑)

JK:もう絶対忘れないでしょ。軽く、ふんふん♪ってやったら忘れちゃうのよ。

杏子:馬の二本足立ちは自慢です(^^) 先生がおっしゃった、運動して体を動かしていろんなことをクリアにする、っていうのと一緒だと思います。ふだん使わないいろんな神経とか使って、ビックリするようなことをする。

JK:今は何をしたい?

杏子:・・・言っていいですか? ・・・乗馬!

JK:はははは! いいねぇ~!

=OA楽曲=

M1. (I Can't Get No) Satisfaction / The Rolling Stones

◆radikoのタイムフリー
◆8月12日放送分より 番組名:「コシノジュンコ MASACA」

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