国山ハセン「東京オリンピックについて考えてみた」／ゲストは、TBS久保田智子記者

TBSラジオからバービーがお送りする「週末ノオト」(毎週土曜13:00-14:55)今回のパートナーは国山ハセンアナウンサー。国山ハセン「”東京オリンピック”について考えてみた」アナウンサーコラム「〇〇について考えてみた」。今回は現在開催中の「東京オリンピック」について。ハセンさんは、「東京ビックサイト」で働いていた事があるそうで、オリンピックに関してはかなり強い思い入れが…。「東京ビックサイト」は世界中のメディアが集結する場所。各国が特設スタジオをかまえているそうです。現場取材に行ける事もあり、ハセンさんもそこからオリンピックの情報を発信してました。そんなハセンさんが今回の熱狂したのが、新種目のスケートボードやサーフィンやBMXといった「アーバンスポーツ」。日本人選手の連日の大活躍のなかで、ふと疑問が。「普段中継をやっていないのに、なぜアナウンサーが技の判別できているのか？」その疑問を解明するべく、TBSの喜入アナウンサーに聞いてみたハセンさん。喜入アナウンサーからの回答は…・それぞれが普段からアンテナを張っている。・資料をもらって勉強会をするケースもある。・映像を見まくって、自ら情報を集める人も。とのこと。そんな中、2024年のパリ大会では、「ブレイクダンス」が新種目として追加されることになっており・・・ 国山：バービーさん私ねぇ、昔からブレイクダンスYoutubeで観てるんですよ。バービー：えぇーーーー！？も…もしかして…？国山：Youtubeで観てるんですよねぇ…昔から。バービー：こ、この流れって…！国山：これ…パリ（でのブレイクダンスでの解説）あるんじゃないかなぁ～！バービー：パリ世代食い込む？！笑国山：パリ世代にブレイクダンスで行けないかなぁ！バービー：今こうやって布石張ってるんですね？国山：ちょっとね笑　ちょっと「俺やりたいよ」ってのを今から…笑

2時台は、元TBSアナウンサーの久保田智子記者と「戦争」について考える

この日のゲストは、元TBSアナウンサーで、現在はTBS報道局所属の久保田智子記者。今年1月以来、2度目の出演です。TBSテレビでは、戦争体験者の高齢化により薄れゆく“戦争の記憶”を次世代に伝える、「戦後76年プロジェクト つなぐ、つながる」という取り組みを行っており、久保田さんはその中で、「#きおくをつなごう」というSNS上でのキャンペーンを担当。広島県出身の久保田さんがこのキャンペーンを始めようと思ったきっかけは、ご自身のおばあ様から戦争体験を聞いたことから。 久保田：「そういえば、おばあちゃん、広島出身だ！」と思って、ふと何も考えずに「おばあちゃん原爆って本当にあったの？」って聞いたことがあるんです。そうしたら、いつも明るいおばあちゃんが急に黙ってしまって・・・。すごい重苦しい表情になって、長い沈黙のあと、「あったんだよ・・・」ってひと言、言ったんですね。それが、私、遠い存在だと思っていた戦争が、自分事になるというか。「あ、本当にあったんだな」っていう実感につながった瞬間でして・・・。だから「なにが聞けるか」だけではなく、自分の大切な家族が「こういう風に表現した」っていうだけでも、すごく感じるものがあるんだなぁって思ったんですよね。「#きおくをつなごう」キャンペーン以外にも、個人としても、戦争体験を伝え残す活動をしている久保田さん。広島市が認定する、被爆体験者の高齢化に伴い、その体験や証言、平和への思いを伝え残す「被爆体験伝承者」。その一人として活動する久保田さんが行っているのが、オーラルヒストリー。文献からではなく、当事者に直接取材してまとめる口述記録なのですが、久保田さんが被爆者の方に話を伺う時に行っているのが、「ライフストーリー・アプローチ」という手法。これは、被爆体験だけでなく、その人が生まれた時から今に至るまでの人生を伺うもの。 今回は、久保田さんが伝承者としてお話を伺った、ある女性の被爆体験を話していただきました。 そのあと、あらためて「ライフストーリー・アプローチ」について。久保田：自分は「大したことない」と思っている所に、実はほかの人にすごく影響を与える言葉があったりとか。あとは、自分にとっては大切だけど、みなさんにとっては「そんなに関係ないかな」って思ってる事で話されなかった事もあったりするのかなと思っていて。だから、そういうのもひっくるめて、「生まれた時から全部教えてください」って言ってみると、意外といろんな発見が聞いてる側にもありますし、話してる側もなにか「楽しそうに話してくださってるなぁ」って思う事の方が多いですね。バービー：これが朗読劇とかと全然違って、オーラルだからこそ、なんかこの伝わる事が、すごい深みがあったなと思いました。