TBSラジオ毎週日曜日の夜8時に開店する「スナックSDGs」!
7/4の放送へのご来店、ありがとうございました。
いま、地球はたくさんの問題を抱えていて、それらは複雑に絡み合っています。
でも、「難しい」と言っているだけでは世界は変わりません。
地球の未来を話し合うラジオの中の社交場。
「再エネソムリエ」の大石英司とTBSアナウンサーの堀井美香が毎週、さまざまなお客さまをお迎えします。
今回もステキなゲストにご来店いただきました。
一人目は、モデル/スポーツトラベラーの福田萌子さん!Amazon Prime Videoで配信中の恋愛リアリティ番組『バチェロレッテ・ジャパン』に、初代バチェロレッテとして出演して大きな話題を呼びました。
12歳からファッションショーやCMに出演していまして、趣味は、ロードバイクとトライアスロン!
スポーツトラベラーとして、自転車の素晴らしさ、世界中に発信されています。
TBSラジオリスナーにとっては、日曜日の夕方の番組、「ミラクル・サイクル・ライフ」のパーソナリティとしてお馴染み!
「自転車で通勤する人」を意味する、「自転車ツーキニスト」を名乗り、その文化を日本に広めました。
NPO法人「自転車活用推進研究会」の理事をつとめ、自転車に関する著書も、多数、お持ちです。
7/4のお品書きは、「自転車が切り拓く世界の未来」!このコロナ禍に、密を防ぐ交通手段として注目を集めた「自転車」!
じつは、その「自転車」こそが、この星の未来を切り拓く可能性に溢れた乗り物なんです。
福田)
週に3回か4回は、自転車を持って、どこかへいきますね。
この前は八ヶ岳を登ってきました。
大石)
八ヶ岳って、だって、ロープウェーで登る場所じゃないですか?
福田)
標高が高いので今の時期でも涼しいんですね。
緑もたくさんあるし、太陽が差し込んできた時の日差しの暖かさ、木漏れ日の道路に映る影、そのなかを自転車で駆け抜けていくのは本当に気持ちいいですよ。
大石)
どういう自転車なんですか?
福田)
私の自転車は七キロぐらいですかね、すごく、軽いですよ。
いま、それこそ、e-bikeという電動アシスト付きの自転車が出てきています。
この数年間で増えています。
この自転車であれば体力のない方でも自然を楽しめます。
疋田)
電動アシスト付き自転車は日本でもメジャーですが、そのスポーツ版がe-bikeなんです。
この自転車であれば、高齢者でも、なんの苦労もなく走れますよ。
大石)
ぼくなんか思ってしまうのは、せっかく電動アシスト付きの自転車であれば、その電気が、再生可能エネルギーの電気だったらいいなと思ってしまいました。
疋田)
日本人が昔から持っている自転車は「ママチャリ」が多いんです。
これはこれで便利なんですが、スポーツには向かない、また、東京は坂が多いので少し無理があると思いますね。
だから始めるのであれば、スポーツタイプのクロスバイクがいいと思いますね。
福田)
サドルを少し上げるのがオススメですね。
そうして、身体を少し前のめりにすると楽に走れると思いますね。
疋田)
地面に足がつくかつかないかぐらいの高さですね。
それから空気をパンパンに入れる、そうして、チェーンに油をさす、という3つをするのがいいですね。
堀井)
ここ数年の間に、ちょくちょく、見かけるようになったものが、「シェアサイクル」!
従来から存在した「レンタサイクル」は借りた場所で返すもの。
それに対して、「シェアサイクル」は、無人のサイクルポートで簡単に借りることができて、ポートがある場所ならどこへ返してもいいという仕組みということ。
東京でも、、、「シェアサイクル」、よく見かけるようになったんじゃないでしょうか?
疋田)
東京のシェアサイクルの良さは、ほとんど、電動アシストがついていることですね。
ほかの多くの都市は、アップダウンがあまりない場所なんですよね。
大石)
シェアサイクルは、SDGsの時代のなかで、みんなでシェアしようよという発想、それから「つくる責任、つかう責任」という意味でも無駄なものを増やさない、そういうふうに、とても理にかなっていますよね。
疋田)
スローガンとしてはCO2を出さないということが打ち出しやすいですよね。
オランダのアムステルダムは、「このまま地球温暖化が進むとうちの市は沈む。だから自転車だ」と。
そういう強烈なメッセージを打ち出しています。
大石)
気候変動は、あと4年で、なんとかしなければいけない、、、。
そう言われている中で、交通手段を自転車に切り替えるのはいいですよね。
福田)
私の身近では、自転車を始めている人は、「自分の体を整えるため」という理由の人が多いんですよね。
自分の体を整えること、健康な体でいるとシンプルな生活になるんですね。
それが結果的に、地球にやさしいライフスタイルにつながると思うんです。
大石)
ぼくたちは自然エネルギーを使う人に囲まれているんですけど、みなさん、気候変動をなんとかしたい、そういう想いで、自宅や企業の電気を自然エネルギーにしているんですね。
次は自転車ですよ、と。
そしたら、自分も健康になれるしCO2も出さないし、と。
そうやってクロスしたらいいなと、いま、話を聴きながらすごく思いましたね。
福田)
自転車を始めるとメンタルも鍛えられるんですよね。
自信が生まれると、キラキラして着飾らなくなるんですよ。
地球に優しい電気を作って、未来を切り拓くチャレンジャー!
今回は、三重県の伊賀市にあるバイオマス発電所!
「バイオガスパワープラント伊賀」に注目します。
運営しているのは、株式会社大栄工業。
環境・エネルギー事業部の浮並孝介さんにお話を伺いました。
この発電所は、世界的にも珍しい画期的な発電所。
どういうことかというと、「食品廃棄物」を再生利用して発電の燃料にしているんです!
今夜お届けした楽曲は・・・・
Don't Stop / Fleetwood Mac
◆7月4日放送分より 番組名:「スナックSDGs powered by みんな電力」
◆https://radiko.jp/share/?sid=TBS&t=20210704200000