TBSラジオ『パンサー向井の#ふらっと』毎週月曜日~木曜日 朝8時30分から放送中!
10月26日(木)は、向井さんが隔週でお休みのため、木曜パートナー・髙橋ひかるとTBSアナウンサー・喜入友浩でお届けしました。
9時台の『ふらっとトピック』は、韓国ドラマ特集
今年は、日本でも大ヒットした『冬のソナタ』が日本で放送されてから20年という“韓流ドラマ20周年”!そこで、韓国ドラマが大好きなTBS山内あゆアナウンサーと熊崎風斗アナウンサーをゲストにお迎えしました!

韓国ドラマ長すぎる問題に、山内アナ「二股三股は当たり前!」
熊崎:韓国ドラマはどんどんどんどん新作も出てくるので、遡ったり前に進んだり大変。
喜入:どんなに親しい仲でも見た方がいいって言われてなかなか見られるもんじゃないじゃないですか。
熊崎:やっぱり、『愛の不時着』『梨泰院クラス』とかは16話ぐらいあって、それでも1週間弱とかで見切るぐらいの面白さがあって。コロナ渦でちょうど時間もあって、じゃあ騙されたと思って見てみましょうって言ったら本当に面白い。裏切られることがなかったから。
喜入:そんなに!?
山内:いやいやいや、それはね嘘!裏切られることはあります!
髙橋・喜入:あるの(笑)!?
山内:あのね、1話目がちょっと冗長。3話目まで頑張ってようやく面白くなるパターン。ひかるちゃん分かります?
髙橋:ありますね~(笑)。

喜入:韓国ドラマはどっかで当たりに変わっていく瞬間がある?
山内:それはあると思います。
髙橋:説明期間というか、導入が必要なんですよ。
山内:ですからそんなときに私が重要しているのは、二股三股当たり前。
髙橋:ドラマのね(笑)。
喜入:ドラマの(笑)?
山内:だいたい平均して3作品ぐらいを同時に見てます。
熊崎:(笑)。

韓国ドラマというマラソンを完走するコツは、仲間と励まし合って。
山内:で、ちょっと社会派ドラマを見たりとかっていうのをね。熊ちゃんも並行して見ない?
熊崎:並行して見て捨てていく作品というか、玉石混合といったような…作品数がとにかく多いで。さっきまで 裏切られないとか言ってたんだけど、確かに裏切ってくる作品は中だるみがやっぱりね…。7話くらいで中だるみが発生する作品は結構あるんですよ。
髙橋:長いから。
熊崎:それを避けるために山内さんがいるという。
喜入:韓流マイスター同士で色々共有して。
熊崎:情報共有していかないと、長いから失敗するともったいないよね。
喜入:一緒に見ている仲間がいると見やすい。
山内:だから「何話目まで見た?あそこ頑張ると何話から結構いいよ」とかっていうことをホラン(千秋)さんとか(良原)安美ちゃんとかみんなでやり取りしてるんですよ。
熊崎:そこ頑張りどころだから、乗り越えるとくるからっていう。
山内:なんかもうマラソンみたいだね。30キロ越えればって。
熊崎:30キロの壁を越えれば…確かにマラソン。

山内アナ、一番好きなドラマは『ウ・ヨンウ弁護士は天才肌』
髙橋:お二人が韓国ドラマを見た中で一番刺さったのってなんですか?
山内:いや~これはもう苦しい選択ですよ。BTS の曲の中で一番何が好きかって聞かれるくらい苦しい!でも今日は選んできました。私はね、韓国ドラマ『ウ・ヨンウ弁護士は天才肌』。
髙橋:最近話題になった?

山内:そう、さすが!パク・ウンビンちゃんという可憐な主人公なんですけど、自閉スペクトラム症という、でこぼこの大きい女の子が弁護士になって恋に仕事に頑張るっていう話なんですよ。2022年のドラマですよね。
髙橋:最近だ。
山内:扱っているテーマもすごく社会派で、例えば障害者の女の子がセックスをする話であるとか、あとすごく韓国って教育熱心じゃないですか、塾に行っている子供たちのバスをバスジャックして連れて行ってしまう犯人の弁護であるとか。すごくに考えさせられるところがいっぱいあるんですよ。
髙橋:結構ポップな作品なのかなって、ちょっとだけ導入見てたら勝手に思ったんですけど、そういうところも しっかり描かれてるんですね。
山内:まさにポップな切り口で1話完結なんですね、で、社会的な側面をいろいろ見ていくことができるのでおすすめです。
喜入:私は飽き性なので1話完結めちゃくちゃ好きなんですよ。

熊崎アナ断言!韓国版『VIVANT』…『Vagabond』!!
喜入:熊崎さんのおすすめ韓国ドラマは?
熊崎:『Vagabond(バガボンド)』っていう、日本の漫画じゃない韓国ドラマ『Vagabond』。これ、韓国ドラマ好きの皆さんでも見たことない人がほとんど。
山内:私も見てなかったんです。
熊崎:でも面白い。おそらくそこまで流行りきってない、だから使命感を持ってプレゼンしたいんです。
喜入:このドラマは何系ですか?
熊崎:社会派で誰が誰の味方で敵だかわかんないサスペンス系も…。
喜入:あら、『VIVANT』みたいな?
熊崎:『VIVANT』の韓国版といっていいでしょう。
喜入:ええ!!

熊崎:はい。“敵か味方か。
山内:けどそんなにヒットしてなかった…!
熊崎:『VIVANT』と違うのはヒットしてない。ただこれ、お金もものすごくかかってますし簡単にストーリーだけ見ると、イ・スンギさん演じる男性の主人公がいて、甥っ子さんと2人で暮らしてるんですね。で甥っ子が韓国ということでテコンドーの世界大会行くっていうことで飛行機に乗るんですけど、飛行機が墜落事故にあって乗客乗員全員亡くなってしまうんです。で、イ・スンギさんが遺族としてその地に行くんですけど、甥っ子と一緒に飛行機に乗ってた人とすれ違うんですよ。みんな亡くなってるなずなのに。
喜入:え?
山内:なんで?
熊崎:おかしいぞっていうところからこれは何か裏があるんじゃないかって個人的に甥っ子の死の理由を探り始めるんですね。そうしていくと実は韓国の財閥とか政府とかいろんなところが絡んだ大騒動になる。自分の甥っ子の死の理由を知りたいだけだったのに、巻き込まれて巻き込まれても大騒動になっていく全16話なんですけど1話1話、「あれ、次どうなっちゃうの?」って、本当に“敵か味方か味方か敵か”なんですよ。これ、最終回ではシーズン2をほのめかす終わり方で。
山内:『Vagabond』ってちょっと前の…?
熊崎:そうです。2010年の作品なのにシーズン2が制作されないんです。
髙橋:え~!
熊崎:多分お金かけてるんですけど、面白いんですけど、その割に多分ヒットしなかった…。
山内:次の制作費問題がね(笑)。
喜入:これだけ熊崎さんが言っても(笑)。
熊崎:でも面白い!私がすすめた友達とかに聞くと、この作品は最高だって。
喜入:いや~入口の話を聞くとめちゃくちゃ面白そうです。
この後も、韓国俳優クイズや絶対に見てほしい、イチオシオススメ韓国ドラマなど話は尽きませんでした。