TBSラジオ『井上貴博 土曜日の「あ」』毎週土曜13時から放送中!

12月9日(土)放送後記

ゲストは…カンニング竹山さん!

TBSの情報番組『ビビット』で井上アナと共演していた竹山さんをお招きして、竹山さんの仕事の向き合い方や趣味についてなど伺いました!!

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目標とか立てて生きてもつまらない

井上「竹山さんって、1年で目標を立てるタイプですか?」

竹山「立てない。そんな生き方するとつまらないじゃない」

井上「全否定(笑)」

竹山「ちゃんとやろうと思うからダメなのよ」

井上「なんかそういうのやろうと思う時期ありません?」

竹山「ある。30代とか40代の前半まではそういうのをやってたから。

でも結局、色々分かったのは、目標とか置くと辛くなっちゃう」

井上「それに縛られちゃって」

竹山「そう。だからもう何にも考えない方がいいよ」

井上「竹山さんらしいんだよなぁ(笑)」

竹山「この間、高田純次さんと喋ってて、「それやっぱり一番ですね」って話したのが…高田純次さんは朝、目覚めて何を思うかって言ったら「よし!今日もとにかく生きるか」と思うんだって」

芸能界は半分遊びみたいな仕事…だから続けるのが難しい!

井上「素敵ですね!」

竹山「でもそれが一番正しくて。だって極端に言うと、自分がどうなるかわからないじゃない?でも目覚めたってことは、今日も生きてるってことじゃない?」

田中「うんうん」

竹山「それはね、実は年も関係ないかもしれなくて…「よし、今日も別に目標もなく生きるか」ってものすごい大事なことで、生きてりゃ何かあんのよ」

井上「そうですね」

竹山「楽しいことも悲しいことも嬉しいことも…生きてたら何かあるんじゃん?自分で別に仕掛けていかないじゃん?」

井上「仕掛けようとしてることがちょっと別にいらないんじゃないか、と」

竹山「そうそう。生きてたら何かあるから。流れの中で」

井上「なんかでも木梨憲武さんもそんな感じがしますし、所ジョージさんとかもそんな感じがしますよね。同じ空気感っていうか」

竹山「先輩たちは皆そうじゃない?僕も先輩にだいぶ学んで生きてきましたけど。先輩たちがもっと仕掛けたりしてるよ。だから「お前も仕掛けろ」と言って色んな仕事を仕掛けたりとかしますけど。でもそれを仕掛けるっていうのもいやらしい気持ちじゃなくて、楽しいことを仕掛けてみる。楽しくなるかどうか。楽しくなんなきゃ辞めりゃいいじゃんっていう感じ」

井上「それで言うと、今やりたいことってあるんですか?」

芸能界は半分遊びみたいな仕事…だから続けるのが難しい!

竹山「やりたいことはいっぱいありますよ。仕事とかそうですよね。

仲間のスタッフと集まって「こんなことやんねぇか?」っつって仕掛けていったり。それがインターネットの番組になったり、地上波の番組になったりもするし、だからそれが何か色々楽しいですよね」

井上「そうなると、仕事のモチベーションとかっていうのは愚問になるわけですか?」

竹山「それやっぱり「仕事がしたい!」があるよ。だって仕事が楽しいから。仕事が楽しいし、要はさこの芸能界なんて仕事はさ、半分遊びみたいなもんじゃん?正直言うと」

井上 (笑)

竹山「遊びみたいなもんだからこそ続かないのよ」

井上「だから難しいと」

竹山「だから病む人多いじゃん?特に若いタレントさんなんかさ、いっぱい病んじゃうよね。それは真面目に考えすぎなのよ。悩んだりした時も、全部忘れる!考えない!」

井上「いやぁーそれができないじゃないですか…?」

竹山「だからそれができるように、”修行”って言ったら言葉は重いですけど、それできるように自分の心を頑張って己で調教していくというか。俺もまだ完璧にできてはないけど」

芸能界は半分遊びみたいな仕事…だから続けるのが難しい!

この他にも竹山さんのテレビ番組でのコメンテーターとしての考え方や趣味についてのお話などお付き合い頂きました!

芸能界は半分遊びみたいな仕事…だから続けるのが難しい!

サインをどうしようか…

芸能界は半分遊びみたいな仕事…だから続けるのが難しい!

オープニングトークでは、タクシー運転手の方に求められたという“井上さんのサイン”について話しました!
楷書体を少し崩したようなサインを書いていた井上さんですが、タクシー運転手の方に「スマホケースに書いてください」と言われ、いざ書いてみると…
その後、自分のサインを見直そうと思った井上さんがスタッフと考えたサインはこちら!

芸能界は半分遊びみたいな仕事…だから続けるのが難しい!

しかし…田中ひとみさんや他のスタッフの反応はイマイチだったので…リスナーの皆様から沢山の案を頂きました!

芸能界は半分遊びみたいな仕事…だから続けるのが難しい!

南極に…紅ショウガを忘れた?!

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世界各地の様々な「あ」を探すコーナー「あ」の国の話!

今回は…南極の「あ」!

南極観測隊の調理隊員として昭和基地でおよそ30人分の食事を作っていた”南極シェフ”!渡貫淳子さんをお招きしました!!
1年で30トンの食糧を切り盛りして食事を作っていた渡貫さんですが、念入りに作成した食材リストを元に準備を進めたはずなのに南極へ向かう途中の食事で思い出した食材は…紅ショウガ?!

井上貴博の…今日の「あ」

芸能界は半分遊びみたいな仕事…だから続けるのが難しい!

ゲストはカンニング竹山さん。

生きてて楽しけりゃ趣味なんていらない。なくていい。今日もとにかく生きる。目標はいらない。生きてりゃなんかある。これが大切。

限界まで仕事して尖って叩かれて、様々な経験をした方だからこそのストレートな言葉が沁み入りました。根源的で頭では分かっちゃいるけどなかなか出来ない事。竹山さんの言葉が後押ししてくれるはずです。

そして…今回の放送では、ホントにしょーもない私のサインの話にお付き合い頂き、どうもありがとうございました!

皆さんが送って下さった案の中から、RNハッピーさん考案のひらがなバージョンを使わせて頂こうかと。これまでの楷書体バージョンと併用していきます。

井上貴博

田中ひとみの…今日の「あ」

芸能界は半分遊びみたいな仕事…だから続けるのが難しい!

今日のゲストは、カンニング竹山さん!
はらはら発言もありつつ、これぞ竹山節。最高でした。

野球やキャンプなど多趣味な竹山さんですが、「面白そうなことは(深く考えず)やってみる」。
三日坊主常習犯の自分を肯定してくれた気がして、少し気持ちが軽くなりました。
そして朝目覚めたら「よし、今日も生きるか~」で充分。「目標も立てなくて良い!」「生きてりゃ何か起きるんだから!」と、お気楽マインドを伝授。

そんな私はお話を聞きながら、「来年はもっと肩の力を抜いて生きていこう…」「やりたいこともフットワーク軽く挑戦しなければ…」と、鼻息荒く目標を立てたのでした。

田中ひとみ

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