個性豊かな様々なゲストをお迎えして、幼少期のターニングポイントや、やる気スイッチの入った瞬間を深掘りしていきます。
メインパーソナリティの佐藤隆太さんと佐々木舞音アナウンサーの2人でお送りします。


10月7日(月)の放送のゲストは、先週に引き続きフリーアナウンサーの生島ヒロシさんが登場。アメリカでの学生時代や生活に関するお話を伺いました!

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佐藤:もう先週は面白い話を聞かせていただいて、もう続きが気になって仕方がないですよね。

佐々木:もう、本の途中で強制的に「寝なさい!」って言われた気持ちです。早く読みたいです、続きが。

生島:上手いですね~!

ロサンゼルスでの初仕事はまさかの空手パフォーマー!家からの仕送りゼロで、大学を無事卒業へ

生島: 「これ、ロサンゼルスタイムズがあるからこの広告欄を見ながら電話しなよ」とかって言われて、それでいろいろ電話して

佐藤: いわゆる求人ですよね。

生島:そうそう。で、そうこうしてるうちに、ディズニーランドの隣にですね、日本の文化とかを紹介するアミューズメントパークがあって。そこに連絡をしたらですね「僕は空手やってます」と言ったら、その当時、そこで空手のショーが行われていたんです。「それに出なさい」って言われて。15分のショーが1日8回あるんですよ。

佐藤: 1日8ステ!?

生島:(写真を出して) ほら、懐かしい。一番端っこにいるのがですね、ケインのお父さん。ショー・コスギと一緒にやってたんですよ。

佐藤:すごいメンバーですね!めちゃくちゃかっこいいじゃないですか。

佐々木: シックスパックだ!

生島:うん。本当に何が起こるかわからないからないですよ。空手のショーが終わると当然クビになっちゃうわけですけど、「このままでは駄目だ」っていうんでアメリカの短大に入るんです。

佐藤:なるほどなるほど!そこからアナウンサーへの道が開けていくんですね。

生島:やっぱり皿洗いとかやりながらだと勉強時間がなくなっちゃうので、自分で「ヒロシ生島ガーデニングカンパニー」という庭師の会社を作って、 だから授業料は1円もだから家から仕送りはゼロでアメリカの学校は全部卒業しました!

佐藤:起業したんですか!パワフルですね~。

「誰も威張らなくて、かっこつけないんですよ」アメリカで影響を受けた、今でも大切にする感覚

生島:「ここで頑張らなかったらどうすんだ」って、励ましてくれる友達がいてね。あと、はちょうど卒業間近に親父ががんになったっていう連絡が来て。もう一旦学校休んで帰ろうかな~と思ったんですけど親父が、「いやいやちゃんともう卒業まで頑張ってくれ。俺も頑張るから」って言うんで。危なかったんですけども何とか無事に卒業できたんです。

佐藤:若い頃からすごくパワフルにバイタリティあふれる行動をされてきて、でも本当に何ていうか、今のお話聞いてても、やっぱりずっと変わらない感じがするんですよ。

その秘訣はどこにあるんですかね?

生島:アメリカに、特にカリフォルニアにいたので、そこってなんか偉い人でも威張らないっていうか、威張る人もいるんだと思うんだけど、かっこつけないんですよ。いわゆる「Down to Earth」っていう言葉。非常に気取らない、庶民的、みたいな。そういう人が結構多かったんで、それいいなと思って。今も、どんな人とも変わらず接するような人が好きなんですけど、だから何かカリフォルニア行ったときなんかみんな普通に「ハーイ!」なんて言うわけですよ。あれがすごく面白くて。日本でそれやると「なんか何この人…」って感じになるんですけど、基本的には誰と会っても、そういう感覚は今も持ってるんですよ。その感覚で何でも興味を持って接していくっていうかね。

佐藤: それってすごい大事なことですよね。やっぱりその最初の一歩がないとやっぱり世界は広がっていかないから。

生島:ただね、テレビ局に入って「日本の終身雇用制度は終わります」なんて言ったんですよ、僕。「僕はTBSに入ってもずっとTBSにいる気はありません!」って言っちゃって、最終面接で。

馬鹿ですよね…。

佐藤: 面接で言ったんですか!

生島:偉い人がみんないる前でね。でも結局有言実行でね、そのときの社長さんにご挨拶に行ったときに「いやあ、君の言ったことはもう一言一句全部覚えてるから」なんて言われて。

佐々木:衝撃的すぎる!

生島:でもね。こうやってTBSで今もう仕事させていただいてるっていうのは本当にありがたいなって思いますけれどもね。

佐々木:学ぶことが多い会でしたね。

佐藤:そうですね~!僕も実はすごく楽しみにしていて、ずっといつか今度ゆっくりお食事でもなんていうか。

生島:Line交換しない?

佐藤:ぜひお願いします!

佐々木:番組終わってからでお願いします!(笑)

生島:そっかそっか。(笑)

生島さんが大事にする「Down To Earth」 現在に繋がる、カリフォルニアでの体験とは

2週に続きご登場いただいた生島さん、壮大なアメリカでの体験談などを伺いました。さらに、生島さんが思わず感激したという、佐藤さんとの初対面のエピソードも話してくれています!今回の放送内容は、番組のポッドキャストやradikoのタイムフリーでどうぞ!

(TBSラジオ『やる気スイッチラヂオ アストルム』より抜粋)

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