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新進気鋭のコラムニスト、ジェーン・スーが、生活情報や人生の知恵をナイスなミュージックと共に綴る番組。

ゲストは料理研究家の まいのごはん。さん!

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テーマは「子供がどんどんおかわりしたくなるレシピ」

うちには中1と小6の子供がいるんですが、やっぱり「もりもり食べてくれる」だったり「美味しいと褒めてくれる」ということが、私の料理の原動力になっています。
私が考える「子供がおかわりしたくなるルール」は3つあって、
①味付けを「甘じょっぱく」する
→オイスターソースやコチュジャンなどを使った甘じょっぱい味付けや、しょうゆ、砂糖、みりん、酒を合わせた「照り焼き」がテッパン!
②照りと彩りを大切に!
→そんなに手の込んでない料理でも、視覚から食欲を刺激できるように!
③「なぜ食べないかを考える」
→食材に苦手なところはないのか、何かキッカケはないか、などの理由を考え、切り方、味付け、盛り方などを工夫して試してみます。オススメは揚げ物にする、照り焼きにする、細かく刻む、風味を飛ばす など。
この3つに気をつけて日々の料理や、レシピの考案を行っています。

「 照りっと美味しい!アジの蒲焼風! 」

子供がどんどんおかわりしたくなるレシピ

材料(2人分)
①アジ:3枚おろしのもの6枚
②おろししょうが:小さじ1/4
③しょうゆ、みりん:各大さじ2
④砂糖:大さじ1と1/2
⑤酒:大さじ1
⑥白いりごま:適量
⑦塩、こしょう:各少々
⑧片栗粉:大さじ2
⑨サラダ油:大さじ3~4

【作り方】
1:アジは表面の水分をペーパータオルで拭き取り、塩、こしょうを全体に振って片栗粉をまぶす。残りの調味料を全て混ぜ合わせる。
2:フラインパンにサラダ油を引いて中火で熱し、アジの皮目を下にして入れ、片面3~4分ずつ揚げ焼きにする
3:弱めの中火にして混ぜ合わせたタレを加え、全体に煮絡める。

【ポイント】
揚げ焼きする際に焦げ付きやすいので、火加減を調節しながら焼くようにします。
甘辛い味付けで魚が苦手だったり骨をとったりと面倒な作業もなく、そのままぜんぶ食べられるので、子供でも食べやすいです!

子供がどんどんおかわりしたくなるレシピ

「 ささみと大葉のチーズ春巻き!」

子供がどんどんおかわりしたくなるレシピ

材料(3人分)
①ささみ:5本~6本
②春巻きの皮:10枚
③大葉:10枚
④酒:大さじ1
⑤塩、こしょう:各少々
⑥ピザ用チーズ:適量
⑦水溶き薄力粉:適量
⑧サラダ油:適量

【作り方】
1:ささみは筋を取り、縦半分に切ってボウルに入れ、酒、塩、こしょうを加えて揉み込む。
2:春巻きの皮に、ささみ1本とピザ用チーズを乗せてひと巻きし、大葉を1枚乗せたらもう一度巻く。両端を折りたたんで巻き、水溶き薄力粉をぬって閉じる。
3:深めのフライパンにサラダ油を1~2センチの高さまで入れて中火で熱し、170℃で焼き色がつくまで揚げる。

【ポイント】
少量の油で揚げ焼きをすると温度が上がりやすいので、注意してください。
通常の春巻きだと具沢山なので、一度に別のフライパンで炒めると手間がかかりますが、このレシピだと、そのまま巻いて揚げ焼きするので作る方もかなり楽です。

お好みでスライスチーズを入れても美味しいです!

「 長芋とちくわのコチュマヨ和え!」

子供がどんどんおかわりしたくなるレシピ

材料(2人分)
①長芋:200g
②ちくわ:5本
③コチュジャン、白いりごま:各大さじ1
④マヨネーズ:大さじ2
⑤砂糖:小さじ1
⑥レモン汁:小さじ1/2
⑦塩:ひとつまみ
⑧片栗粉:大さじ2
⑨サラダ油:大さじ3
⑩小ネギ:適量

【作り方】
1:ちくわはナナメに薄切りにする。長芋は皮を剥いて1センチ幅の半月切りにし、ポリ袋に片栗粉とともに入れて振り、全体にまぶす。
2:フライパンにサラダ油を引いて中火で熱し、ちくわと長芋を入れて、両面焼き色がつくまで焼き、油を切る。
3:ボウルに調味料を全て入れて混ぜ合わせ、ちくわと長芋を入れて和え、小ネギを振りかける。

子供がどんどんおかわりしたくなるレシピ

【ポイント】
ちくわには焼き色がつきやすいので、焼き色がつけばサッとボウルに取り出しましょう。
辛味が苦手な娘も食べられる味なので、一度焼くことで食感が良くなるのか、いつも喜んで食べています。
またマヨネーズが入ることで、全体的にコクとまろやかさも出るので、子供でも食べやすいのかと思います。

子供がどんどんおかわりしたくなるレシピ

まいのごはん。さん
・イタリアンの料理人、保育園の調理師になったのち、料理研究家の道へ。
・「手頃な食材と、身近な調味料だけを使用した高見えレシピ」をモットーに、日々、SNSやブログやレシピサイトで発信しています。
・コロナ禍に始めたインスタグラムのフォロワーはおよそ15万人。
・現在は、テレビ出演や雑誌、企業のレシピ開発、料理教室の主宰など、幅広く活動しています。

(TBSラジオ『ジェーン・スー 生活は踊る』より抜粋)

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