アルコ&ピースがお送りする番組。448回目の放送。
この番組、「パーカッション集団 打・打・打・打」がバズってます。
ジャマイカパビリオン・・・
先日、大阪・関西万博が開幕。
各国のパビリオンがニュースで取り上げられる中、ジャマイカのパビリオン、ノーマークだったんじゃないですか?
どうやらボブスレーチームのソリがあるらしいです。
平子さんはこんなに最高な展示を差し置いて、他国パビリオンの取材や芸能人のゴシップをやってる場合じゃないと苦言を呈していました。
万博はその時代の最先端や近未来のものを展示します。
ということはジャマイカの最先端はクールランニングってことです。
一旦クールランニングを振り返っておくと、雪の降らないジャマイカで結成されたボブスレーチームがオリンピックに出場した実話をもとにした話。
まだ見たことがない人はディズニープラスで配信されてるので見てみてほしいです。
万人が面白いと思うストーリーでありながら、途中ほろりともくる、幕の内弁当みたいな満足感がある映画だと平子さんは評してしました。
これだけ偉大な作品ですから、万博内にクールランニング・ザ・ライドとかあるべきだと酒井さんは言います。
理想は、USJのハリウッド・ドリーム・ザ・ライドみたいに万博会場を駆け抜けるコースターであってほしいところ。
まあでも実際のところは、VRで再現くらいが限界かもしれません。
子供専用のアトラクションで、VRは付けるけど、リアルはジャマイカの力自慢たちが担いでくれて、アトラクションさながらの動きをしてくれるで十分じゃないですか?
ただやっぱり最後はソリが壊れてゴールできず、、、かと思ったら、その地域の衣装を着た世界各国の人がソリ担いでゴールみたいな万博仕様のエンディングがあってもいいかもです。
平子さんは今後ロケで万博に行く予定があるみたいなので、ぜひジャマイカパビリオンを見てきてもらいたいです。
でもここで話しちゃったんで、今行ったらジャマイカパビリオンがアルピーリスナーだらけの可能性もあります。
芸能人パワー使わないと、下手したら12時間待ちとかない話じゃないかもしれません。
ヒラコランニング・・・
さっきも話した通り、クールランニングは本当に素晴らしい映画なんですが、実話をもとにした話と言ってるんで、中にはフィクションのエピソードも混ざってるかもしれません。
寒さに耐える訓練として、アイスクリームのトラックに入ったらドレッドヘアが凍って折れるみたいなことはさすがにフィクションっぽくないですか?
バスタブに入って練習してたシーン、あれはたぶんノンフィクションです。
じゃあもし仮に平子さんの半生をもとにした「ヒラコランニング」があるとしたら、、、
「ネットで帽子を買ったのにお金だけとられて商品が送られてこなかった」
「青山霊園を歩いていたら外国人がチェロを弾いていた」
この2つのノンフィクションエピソードの再現はやっぱりマスト。
「不良たちに囲まれてカツアゲされそうになった平子さんを酒井さんが助けて、不良たちをボコボコにした」
酒井さん曰く、後のアルピー誕生の瞬間になったというこのエピソードも入れときます?
助けてもらった平子さんがなにかお礼をしたいと言うと、酒井さんがカバンから出ているノートを発見。
そこには、将来お笑いがやりたくて平子さんが書き溜めていた漫才のネタが。
それを見て面白いと思った酒井さんが、コンビを組んでやると切り出したって話。
ちなみにこれは半分フィクションです。
お笑い不毛の地から東京でブレイクしたという実話から作られた、「ヒラコランニング」。
いつかディズニープラスで配信されてほしいですね。
テンション・・・
ある番組の収録後に若手のディレクターに話しかけられた平子さん。
話をしていると、そのディレクターの初現場にアルピーがいて、「今日またお会いできて嬉しかったです」と声をかけてきてくれたみたい。
その現場はAbemaで何種目か競技をして、最終的に賞金が1000万円くらいもらえるという番組。
アルピーは参加者ではなく、ある競技の煽り役という立ち位置で出演していました。
最初どの現場での出来事かはっきりしていませんでしたが、徐々に当時のことを思い出した平子さん。
というのも、当時あまりにも衝撃的な出来事があったみたいで、、、
その番組へは6~7年前のテレビに出始めた頃に出演。
何回か中継があって、ゲームが始まる前の煽りをするという仕事でした。
1回目の中継は、いつものアルピーのテンションでこなします。
中継が終わってディレクターを見ると、なにやらインカムを通して本部の人からなにか言われている様子。
すると、まもなくしてディレクターから次の中継は別パターンでとお願いされます。
2回目は言われたようにちょっと雰囲気を変更。
THE平子さんみたいな立ち回りをして、それに酒井さんがツッコむ形を取ります。
アルピーのよくある形だし、なんならこういう立ち回りの仕事もよくもらっていたので手ごたえを感じていたんですが、中継が終わった途端にアルピーにも聞こえるほどの怒鳴り声で「テンション上げさせろ!!」とインカムから漏れてきました、、、
間に挟まれたディレクターは「テンション高めのやつ、、、」と申し訳なさそうにお願いしてきたそうです。
その後の中継は平子さんなりに身振り手振りを加えてテンション高くお送りしてみたんですが、中継終わりにインカムから漏れてくる怒鳴り声。
あまりにも衝撃的すぎてアルピー同士、目を合わせてギョッとしたと当時を回想していました。
いくら改善しても気に入られないってことは、その人は平子さんのあの感じが嫌いな人だったんですかね?
この出来事、平子さんは明確に記憶していましたが、酒井さんは全く覚えていませんでした。
ここまで片方が覚えてて、もう片方が覚えてないなんてことあります?
向こうの理不尽ではあるんですが、酒井さんも怒られてるんですよ?
あまりにも当事者意識のない酒井さんに平子さんは憤慨していました。
まあでも、あの芸風を根気強く続けてきたからこそ今の平子さんがあります。
あの時の平子さんが折れちゃってたら、ブレイクしてないかもしれませんね。

(TBSラジオ『アルコ&ピース D.C.GARAGE』より抜粋)