シャーメイン・ハリーさん(Charmaine Hulley)は今から2年前、姉妹のAさんと一緒に暮らし4匹の小型のレスキュー犬を飼っていた。ある日のこと、Aさんが地元のスーパーの外でガリガリに痩せてうずくまる犬を見つけ、放っておけずに自宅に連れて帰った。
“ドラックス(Drax)”と名付けたその犬は当初、何かに怯えて目を合わせず、食事にさえ手を付けなかった。しかし4匹の小型犬と一緒に遊ぶうちに少しずつ心を開き、食欲も戻ってきた。
シャーメインさんは「ドラックスは長い間ずっとコンクリートの上で寝ていたのでしょう。
その後、シャーメインさんは今のパートナーのテイラーさんに出会い、新たにレスキュー犬を受け入れると、ドラックスを連れて引っ越した。そして最近になり、ドラックスを連れてサプライズでAさんの家を訪ねたところ、とんだハプニングに見舞われた。
きょうだいのように育った4匹の犬たちの後を追って遊んでいたドラックスは、ドッグドアに頭を突っ込むとそのまま身体が挟まって抜けなくなり、挙句の果てにドアを壊してしまったのだ。
シャーメインさんは、その時のことをこのように明かした。
「ドッグドアの上半分は壊れて床に落ち、ドラックスは壊れた半分に身体を突っ込んだまま遊んでいたのです。もともと小型犬用のドッグドアだったのですが、ドアに挟まったドラックスを見た時は開いた口が塞がりませんでした。」
シャーメインさんによると、テイラーさんは自宅で長時間仕事をしており、シャーメインさんが家にいない時はドラックスに人間の食べ物をたんまりあげていたそうだ。それもケンタッキーフライドチキンやステーキなど太りそうなものばかりで、ドラックスのお腹は2年前とは見違えるほど大きくなっていたという。
「この件をきっかけに、ドラックスにはダイエットをさせることに決めました。しばらくはドッグフードだけで、ごちそうはお預けですよ」と笑うシャーメインさん。
画像は『Charmaine Hulley 2020年10月4日付Facebook「Diet time....」』『The Dodo 2020年10月10日付「Chonky Dog Realizes It's Time To Go On A Diet When He Breaks The Doggy Door」(CHARMAINE HULLEY)』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 A.C.)