格闘家の才賀紀左衛門(34)と今年4月から別居している事実婚パートナーの絵莉さんが、生後7か月の息子を連れて新幹線を利用しての小旅行に出かけたことをブログで報告している。2人だけで遠出をするのは初めてだったが、準備万端で自宅を出発した。
しかし途中の乗り換え駅で大きな荷物とベビーカーを持って長い階段を下りなければならず、息子を抱えながらやっとの思いで進んでいたところ、素敵な救世主が現れたようだ。

当初、別居するにあたって絵莉さんは「行ったり来たりの生活になります」と明かしていたが、4月26日に『文春オンライン』が才賀紀左衛門の“モラハラDV疑惑”を報じて以来、彼との交流が途絶えているようだ。才賀は5月7日、ブログで「そういえば帰り道ばったりだったが元気な顔が見れてホッとした」と近所で絵莉さん親子に遭遇したような記述をしていたが、同日夜に絵莉さんはインスタグラムのストーリーズにこの部分のスクリーンショットを投稿し、「え? 私と息子の顔を見ずに逃げるように消え去ったけど????」と暴露するなど、何やら不穏な空気を漂わせている。才賀はこの件についてコメントしておらず、今は一緒に暮らすあびる優(36)の長女との暮らしを整えるのが最優先のようで、「ホンマ貧乏暇なしやわ」と仕事と家事をこなすのに精一杯な日々を送っている。

一方、絵莉さんは5月20日更新のブログで「息子と2人で新幹線に乗って小旅行してきます」と報告し、抱っこ紐で移動中の写真を投稿している。1人で赤ちゃんと自分の荷物、そして畳んだベビーカーを持って電車に乗る大変さは、母親であれば想像に容易い。
せめて車内で子供がぐずらないことを願うばかりだろうが、絵莉さんも飽きてきた様子の息子を仰いだりして新幹線に乗り込んだようだ。

そして乗り換えのため新幹線を降り、在来線のホームに向かった絵莉さん親子を待ち受けていたのは、長い下りの階段だった。彼女はとりあえず荷物を肩に担ぎ、ベビーカーを運んだが、背後から「すみません」と若い男性の声がした。振り返ると中学生の男の子が「手伝いましょうか?」と声をかけてくれて、絵莉さんはびっくりしたという。何人もすれ違った成人男性からは何も言われず、あどけなさが残る中学生の男の子が手を差し伸べてくれようとしたことに“嬉しさと感動”を覚えたそうだ。だが「いいんですか? お願いします」とありがたく好意を受け入れようとした時、その男の子の同級生と思われる数人がクスクスと笑い出した。
その笑い声を聞いた瞬間、絵莉さんは「かっこいいよ、笑うことじゃないよ!」と一喝してしまったという。困っている人を手伝おうとしている行為を笑うことに、彼女は我慢がならなかったのだ。

その中学生に何度もお礼を言って別れたそうだが、笑っていた友人らは「みんな黙ったけど、うるせーババアって思われただろうな」と絵莉さんは振り返っている。このエピソードに対して、コメント欄では「とてもいい話で涙ぐんでしまいました」「中学生、難しい年頃に親切な行動がとれるなんて素晴らしいですね!」「いいお話、ありがとう。わが子もそんな優しい子に育ってほしいです」と感動の声が多数寄せられている。この親切な少年のおかげで「いい旅の始まりになりました。
本当にありがとう!」という絵莉さんだけでなく、ブログ読者も清々しい気持ちになったようだ。

画像は『えり 2023年5月20日付オフィシャルブログ「母子小旅行」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 みやび)