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きょう10日、福岡県から大分県を流れる山国川付近で氾濫が発生しました。ただちに命を守る行動をとってください。

山国川上流部で氾濫発生

きょう10日(月)、山国川河川事務所と大分地方気象台で、大分県を流れる山国川上流部付近で氾濫が発生したと発表しました。

国土交通省と気象台は5段階の警戒レベルのうち最も高いレベル5にあたる「氾濫発生情報」を出して安全の確保を呼びかけています。直ちに、市町村からの避難情報を確認するとともに、各自安全確保を図るなど、適切な防災行動をとってください。

避難時の注意点は

大分県を流れる山国川上流部付近で氾濫発生

①できるだけ早く、川から離れましょう。その際、氾濫した水は、茶色く濁っているので、水路と道路の境や、ふたが開いているマンホールの穴が、確認できません。やむを得ず、氾濫した水の中を歩いて避難する時は、棒や傘などで、足下を確認しながら移動しましょう。


②氾濫した水の流れは、勢いが強いので、あっという間に浸水してしまいます。水の深さが50センチくらい(大人の膝程度)だと、歩くのが困難になりますし、50センチ以上になると、車で避難した場合、車ごと流されてしまう危険性があります。状況が悪化する前に、早めの避難行動を心がけてください。
③家の周辺が冠水してしまった場合は、外に出る方がかえって危険です。また、離れた避難所に行くことが困難な場合は、緊急避難として、近くにある、高い堅牢な建物にとどまることも、選択肢の一つです。

自治体からの避難情報や、災害情報、気象情報を確認し、安全確保を第一に考え、なるべくリスクを少なくする行動をとってください。