10月23日、全豪オープンを主催するオーストラリアテニス協会は、世界ランク1位のアシュリー・バーティ(オーストラリア)が今シーズンを終了することを発表。
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バーティは「メキシコで開催されるWTAファイナルズを含め、2021年に開催される今後の大会には出場しないことをお知らせします」と今シーズン終了を発表。
さらに、「難しい決断だったけど、自分の体と2021年シーズンからの回復を優先し、オーストラリアの夏に向けて、いいプレシーズンを過ごすことに集中する必要がある。(出身地である)クイーンズランド州への帰省や検疫のことを考えると、1月に向けての準備を妥協したくない」とし、来年1月に行われる全豪オープンのために最善の準備を整えるとした。
9月のUSオープン3回戦敗退後の会見でバーティは、「今は少し休んで整理したい。残りのシーズンで何をしたいかを考える。(インディアンウェルズは)行くつもり」と語っていた。だが、同月に行われる予定だった「BNPパリバ・オープン」(アメリカ・インディアンウェルズ/WTA1000)を欠場。母国オーストラリアに帰国していた。
2019年1月より世界ランク1位を維持しているバーティは、今シーズン、ウィンブルドンで2度目のグランドスラム制覇を果たすなど、シーズン5勝。13大会に出場し42勝8敗という成績を残している。