11月14日、女子テニスのツアー最終戦「アクロンWTAファイナルズ グアダラハラ」(メキシコ・グアダラハラ)大会5日目、すでに決勝トーナメント進出を決めている第2シードの青山修子(近藤乳業/ダブルス世界ランク6位)/柴原瑛菜(橋本総業HD/同6位)は、第5シードのサマンサ・ストーサー(オーストラリア/同24位)/ジャン・シューアイ(中国/同8位)と対戦。6-4、3-6、[7-10]で敗れたものの、グループ1位で決勝トーナメント進出を決めた。
【動画】柴原瑛菜の高速リターンエース!&試合終了の瞬間
この日の相手は、USオープン3回戦で対戦し、5-7、5-7で敗れている第5シードのストーサー/ジャン。試合は、序盤から一進一退の攻防が続いたものの、互いに2度ずつサービスブレークして迎えた第10ゲームで青山/柴原が3度目のブレークに成功。第1セットを6-4で先取する。
しかし、第2セットで2度のブレークを許してセットを奪われると、10ポイント先取のマッチタイブレークでは、1-2から7ポイント連取を許して万事休す。青山/柴原も3度のミニブレークで追い上げたが、あと一歩及ばずフルセットの末に敗れた。
杉山愛/藤原里華以来、19年ぶりに日本人ペアとして同大会に出場を果たした青山/柴原は、グループ・テノチティトランの首位で予選ラウンドを突破。決勝トーナメントの準決勝では、グループ・エル・タヒンの2位と対戦する。
今シーズン、青山/柴原は開幕戦から2大会連続優勝すると、4月のWTA1000マイアミ大会でキャリア最大のタイトルを獲得。その後も2大会で優勝し、グランドスラムでも全豪オープンでベスト8、ウィンブルドンでベスト4入り。世界ランキングで自己最高となる6位を記録して、今大会への出場を決めた。今大会に出場するダブルスペアのうち、最多のシーズン5勝を挙げている。