12月21日、女子世界ランク10位のオンス・ジャバー(チュニジア)が、自身のツイッターで新型コロナウイルスの陽性反応が出たことを発表。これで、16日~18日にアラブ首長国連邦・アブダビで開催された「ムバダラ・ワールド・テニス選手権」の出場選手・コーチから4人目の感染者となった。
【画像】「ムバダラ・ワールド・テニス選手権」でベンチッチと肩を組むジャバー
16日の試合で、すでにコロナ陽性を明らかにしているベリンダ・ベンチッチ(スイス/同23位)と対戦しているジャバーは、自身のSNSで「ワクチン接種をしているにもかかわらず、新型コロナウイルスの陽性反応が出たことをお知らするために、この言葉を書いています。強い症状が出ていますが、早くウイルスを克服して元気になりたいと思う」とファンに報告。現在は、母国チュニジアで隔離中だとし、「完全に回復したらまた報告します」と綴った。
これで同大会に出場していた選手、コーチでは、ラファエル・ナダル(スペイン/世界ランク6位)とコーチのカルロス・モヤ、ベンチッチ、ジャバーの4人のコロナ陽性が明らかに。大会直前には、USオープンを制したエマ・ラドゥカヌ(イギリス/同19位)もアブダビでコロナに感染しており、出場を辞退している。