ティエム、状態上がるも全豪OP欠場を決断

12月28日、世界ランク15位のドミニク・ティエム(オーストリア)は、来年1月17日に開幕する全豪オープンを欠場すると自身のツイッターで発表。1月末にアルゼンチンで行われる大会で復帰予定とした。


【画像】ティエム、自身のツイッターで全豪オープン欠場を発表

ティエムは、「知っての通り、ドバイでのハードな練習と、若干の準備不足を解消するためにオーストリアに帰国した。今は体調も回復し、手首の状態も良くなっていて、良い状態で通常の練習ができている」と順調に調整が進んでいるとしたが、「短い休息の後、チームと僕はすべての問題を見直し、当初のトーナメントのスケジュールをいくつか変更することにした」と、出場を予定していたスケジュールを変更。

1月末にアルゼンチン・コルドバで開催される「コルドバ・オープン」(1月31日~2月6日/ATP250)をシーズン初戦とし、全豪オープン欠場を決断。「オーストラリアのファンと会えないのが寂しいが、2023年には戻ってくる。良い形で復帰するためには、これが正しい決断だと信じている」と綴った。

右手首の怪我から復帰を目指すティエムは、12月16~18日にアラブ首長国連邦・アブダビで開催されたエキジビションマッチ「ムバダラ・ワールド・テニス選手権」に出場を予定していたが直前に辞退。

さらに、トレーニングを行っていたドバイで風邪を引いたことで、調整が進まずオーストリアに帰国し、ATPカップとATP250シドニー大会をキャンセルしていた。

当面の間は、母国オーストリアでトレーニングを積み、その後屋外での練習をこなして、シーズン初戦に備えるとしている。
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