5月22日、「全仏オープン」初日、日本人選手では、ダニエル太郎(エイブル/同105位)がコート14第2試合(日本時間18時開始の第1試合終了後試合開始)で登場する。
【表】“ダニエルが登場”全仏オープン初日試合予定
2年連続6度目の全仏オープン本戦出場となるダニエルは、ワイルドカード(主催者推薦)で出場する地元のゴワール・バレール(フランス/同209位)と対戦。
今年1月の全豪オープンで自身初となるグランドスラム3回戦に進んだダニエルは、その後もツアー大会で予選を勝ち抜いており、4月のATP250ベオグラードでベスト8入りを果たしている。全仏オープンでの最高成績は、2016年、2017年の2回戦。ぜひとも、今大会ではそれ以上の成績を収めてほしいところ。
センターコートのコート・フィリップ・シャトリエ第4試合では、大注目の19歳、カルロス・アルカラス(スペイン/同6位)が登場。ファン・イグナシオ・ロンデロ(アルゼンチン/同141位)と対戦する。
今季すでに4勝、5月のATPマスターズ1000「ムチュア・マドリード・オープン」(スペイン・マドリード)では、ラファエル・ナダル(スペイン/同5位)、ノバク・ジョコビッチ(セルビア/同1位)、アレクサンダー・ズベレフ(ドイツ/同3位)とビッグネームを次々と倒して優勝。グランドスラムでの最高成績は昨年の全仏オープン、今年の全豪オープンの3回戦が最高。これまで2週目まで残ったことがないアルカラスではあるが、クレーコートでは77.8%と最も勝率を残している。勢いに乗っている中で迎える今大会だけに、その戦いぶりが楽しみである。
そのほか、コート・スザンヌ・ランラン第3試合、第3シードのアレクサンダー・ズベレフ(ドイツ/同3位)が登場し、予選勝者のゼバスティアン・オフナー(オーストリア/同218位)と対戦。
■全仏オープン2022
日程/2022年5月22日(日)~6月5日(日)
開催地/フランス・パリ:ローランギャロス
賞金総額/4,360万ユーロ(約59億円)
男女シングルス優勝賞金/220万ユーロ(約3億円)
サーフェス/クレーコート
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