現地6月7日、「ボス・オープン」(ドイツ・シュツットガルト/ATP250)シングルス1回戦が行われ、元世界ランク1位のアンディ・マレー(イギリス/世界ランク68位)は、予選勝者のクリストファー・オコネル(オーストラリア/同116位)を6-4、6-3で下し、初戦突破を果たした。
【動画】マレーが16年ぶりにイギリス以外の芝大会で勝利! マッチハイライト
全仏オープン期間中に母国イギリスで行われたチャレンジャー大会で芝のシーズンをスタートさせたマレー。
その戦いでさすが2度のウィンブルドンチャンピオンに輝いている力を見せた。第1セット立ち上がりこそ、オコネルの攻撃的なショットに押され、苦戦したものの徐々に対応。勝負所でのショットの精度は高く、0-3から2ブレークを奪って、第1セットを6-4で先取する。
続く第2セットもオコネルのサービスゲームを2度破って、6-3。約16年ぶりに母国以外での芝大会で勝利を挙げ、2回戦進出を果たした。
この日の試合、マレーはファーストサーブの確率が49%だったものの、そのうち88%でポイントを獲得。セカンドサーブでも48%のポイント獲得率を残した。
ATP公式サイトではマレーのコメントが掲載。「いいテニスができたと思うよ。今日はベストなサーブができなかったし、スタートも少し遅かったけど、第1セットでブレークバックをしてからは良いプレーができた。それ以降はうまくできたけど、もう少しよくしなきゃね」と語ったという。
2回戦でマレーは、第7シードのアレクサンダー・ブブリク(カザフスタン/同42位)と対戦する。