6月28日、ウィンブルドン第2日目、日本人選手は西岡良仁(ミキハウス/男子世界ランク101位)、ダニエル太郎(エイブル/男子同118位)、土居美咲(ミキハウス/女子同108位)が登場。センターコートでは、女子第1シードのイガ・シフォンテク(ポーランド/女子同1位)、男子第2シードのラファエル・ナダル(スペイン/同4位)、1年ぶりシングルス出場のセリーナ・ウイリアムズ(アメリカ/女子同1204位)と豪華メンバーがプレーする。
【試合予定】ウィンブルドン2022、西岡、ダニエル、土居が登場[6/28オーダー・オブ・プレー]
大会初日の昨日は、雨の中断もあって試合進行が遅れたために、ダニエル、土居の試合はキャンセルに。改めて本日第1試合に組まれた。まずダニエルは、コート11第1試合(日本時間19時開始予定)で登場。第31シードのセバスチャン・バエズ(アルゼンチン/男子同35位)と対戦する。共にクレーを得意とする両者は初顔合わせ。ベースラインからのラリー、そしてドロップショットという展開が予想されるだけに、いかにストローク戦で主導権を握れるかが勝負のカギとなりそうだ。
そして土居は、コート15第1試合(日本時間19時開始予定)で、第33シードのジャン・シューアイ(中国/女子同41位)と対戦する。過去1勝5敗とここまでのところ、負け越している相手ではある。しかし、土居は2016年大会でベスト16となっているなど、ウィンブルドンで結果を残している。タフな初戦をなんとか切り抜けてほしいところ。
同コート第3試合では、西岡がエミル・ルースブオリ(フィンランド/男子同49位)と対戦する。クレーコート・シーズン、西岡はATP250ミュンヘン大会で予選を勝ち抜いて本戦入りを果たしたものの、全仏オープンまで本戦で勝利を挙げることはできず。
センターコートは3試合共に大注目。まず第1試合(日本時間21時半開始予定)は、35連勝中で直近の全仏オープンまで6大会連続優勝中のシフォンテクが、予選勝者のヤナ・フェット(スイス/女子同252位)と対戦。続く第2試合では、ナダルがフランシスコ・セルンドロ(アルゼンチン/男子同41位)と対戦する。
そしてセンターコート第3試合には、ウイリアムズが登場。ハーモニー・タン(フランス/女子同115位)と対戦する。グランドスラム23冠の女王ウイリアムズは、昨年のウィンブルドン以来のシングルス出場。40歳でブランクありという中、元女王はどんなプレーを見せるだろうか。
そしてNo.1コートのラインナップも豪華だ。
そのほか、No.2コート第2試合には優勝候補の一角、第11シードのココ・ガウフ(アメリカ/女子同12位)が、No.3コート第2試合に好調のニック・キリオス(オーストラリア/男子同40位)、第3試合に男子第6シードのフィリックス・オジェ・アリアシム(カナダ/男子同9位)が登場する。
現地火曜日は、雨の予報はなし。選手たちもストレスなくプレーすることができそうだ。
■ウィンブルドン2022
[THE CHAMPIONSHIP WIMBLEDON]
・大会日程/2022年6月27日(月)~7月10日(日)
・開催地/イギリス・ウィンブルドン:オールイングランド・ローンテニス・アンド・クローケー・クラブ(時差8時間)
・賞金総額/4,035万ポンド(66億6,160万円)
・男女シングルス優勝賞金/200万ポンド(3億3,030万円)
・サーフェス/グラス(芝)コート
・TV中継・放送予定/WOWOW、NHK
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