バンコクのチャッチャート・シッティパン都知事は2日、まぶしすぎるLED看板を規制する法案を提案した。周辺住民への影響を防ぐための措置で、都議会は60日以内に法案を検討する特別委員会を設置した。


プラチャーチャート・トゥラキットなどの報道によると、チャッチャート都知事は、バンコク首都圏議会の第3回通常会議で、「各地に設置されているLED看板の光が強く、近隣住民の迷惑になっている。住民や運転手の安全のため、広告看板の光の基準を規定する」とした。

法案では、午前7時から午後7時に看板から放射される最大照度を、1平方メートル当たり5000カンデラに規制。午後7時から午前7時までの最大照度を、1平方メートル当たり500カンデラに規制。基準を超えた場合、迷惑看板とみなす。

チャッチャート都知事は、「新規制は都民を守り、目に優しい屋外広告への投資を推進することになる」と述べた。

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