タイ陸軍は、27日午後3時45分頃、東北部スリン県パノムドンラック群のタークワイ寺院付近でタイ兵士1人が任務中に地雷を踏み、右足を失う重傷を負ったと公式フェイスブックで報告した。

マティチョンの報道によると、兵士は同寺院がある350高地をパトロール中だった。

同地区を管轄する第2軍管区のブンシン中将は、350高地がカンボジア軍の駐留地域だと指摘し、カンボジアが敷設した地雷が散在していると話した。カンボジアが最近敷設したとみられる地雷による被害者は6人目。

ブンシン中将は、度重なる兵士の地雷被害を受け、政府が軍事的選択肢を検討していると話し、カンボジアが停戦協定と対人地雷禁止を定めたオタワ条約を繰り返し違反したと批判した。

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