レアルで活躍するクロース photo/Getty Images
あっさりと手放してしまったが……
今もバイエルンはチアゴ・アルカンタラやレオン・ゴレツカなど中盤に実力者を揃えているが、悔やまれるのはワールドカップを制した司令塔がいないことだ。
2014年夏、バイエルンがあっさりと手放したのはドイツ代表MFトニ・クロースだ。
独『TZ』によると、クラブのウリ・ヘーネス会長もクロースの放出は間違った判断だったのではないかと悔やむ。クロースもバイエルンで100%満足していなかったのは間違いないが、実力を考えると何とか残留させたいところだった。
「クラブは時にタフな決断をしなければならないものだ。クロースの件も難しい判断だった。そして、恐らく間違っていた」
クロースが残っていれば、中盤のクオリティがさらに上がっていたのは間違いない。レアルでの成功を考えるとクロースが移籍を選択したのは正解だったが、バイエルンとしては大失敗だ。