ミランでプレイした本田 photo/Getty Images
今でも本田はオランダの記憶に残る
今季オーストラリアのメルボルン・ビクトリーでプレイしたMF本田圭佑が、セリエAの舞台に戻るかもしれない。来年に迫る東京五輪への出場も視野に入れているとされる本田には、来季からセリエAに復帰するブレシアが興味を示しているという。
そしてこの話題に注目したのが、オランダの『Soccernews』だ。オランダは本田にとっても特別な場所で、海外挑戦への一歩を踏み出した国だ。本田は2008年にオランダのVVVフェンロへ移籍し、2部降格の苦しさを味わいながらも着実に実力を伸ばした。2部ではMVPも受賞しており、オランダで本田は特別な存在なのだ。
同メディアは、本田を日本で最も成功した選手の1人と絶賛する。クラブではもちろん、日本代表でも長くエースとしてチームを引っ張ってきた。2010南アフリカ、2014ブラジル、2018ロシアと、ワールドカップ3大会続けてのゴールは偉業だ。
「ホンダは過去にVVVフェンロで感銘を与えた。そこから日本のプレイメイカーはCSKAモスクワを経由してミランに移籍。2014年から3年間プレイした。彼は今イタリアに戻ってくることになるかもしれない。ブレシアがホンダの獲得を狙っている。
ミランでは描いていたようなキャリアを歩むことはできなかったが、再びセリエAでの冒険をスタートさせるのも面白い。メルボルン・ビクトリーでも確かな戦力となっていただけに、本田の欧州再挑戦を期待するファンも多いはずだ。