リヴァプールのファン・ダイク photo/Getty Images
メッシとロナウドも候補だが……
クラブチームでの戦いが終わり、欧州ではネーションズリーグ、南米ではコパ・アメリカと代表のビッグトーナメントが今夏は続いた。英『Daily Mail』が注目しているのは、今年度のバロンドール争いだ。
クラブの方ではチャンピオンズリーグをリヴァプールが制し、DFフィルジル・ファン・ダイクが有力なバロンドール候補に挙げられている。同選手と争うのはここ10年にわたってバロンドールを支配してきたクリスティアーノ・ロナウド、リオネル・メッシの2人だが、この争いは非常に興味深い。
ロナウドはチャンピオンズリーグこそ逃したが、ユヴェントスではセリエAを無難に制覇。そしてポルトガル代表の一員としてネーションズリーグ決勝でファン・ダイク擁するオランダ代表を撃破してみせた。クラブと代表の両方で一定の成績を残したことになる。
一方のメッシはリーガ・エスパニョーラは制したが、スペイン国王杯とチャンピオンズリーグは残念な形で落としてしまった。そしてアルゼンチン代表の一員として臨んだコパ・アメリカはベスト4敗退。
同メディアはメッシがコパ・アメリカを制していた場合、バロンドール争いで一歩リードできたかもしれないと主張している。しかしそれは叶わず、今のところブックメーカーではファン・ダイクが1番人気になっているという。メッシとロナウドはそれに大きく差をつけられているようで、今夏の代表戦での結果がどこまで影響するかは気にかかる。
ネーションズリーグで決勝まで進んだことやリーグ戦で優勝まであと一歩のところまで近づいたことを考えると、ファン・ダイクの成績が最も安定しているようには感じられる。チャンピオンズリーグの影響も大きいとされるが、バロンドールにふさわしいのは誰か。
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