レアルに移籍したアザール photo/Getty Images
市場の主役となったのはスペイン勢
バルセロナに合流するMFフレンキー・デ・ヨング、レアル・マドリードが獲得したFWエデン・アザール、FWルカ・ヨビッチ、DFエデル・ミリトン、DFフェルランド・メンディ、そしてアトレティコ・マドリードが獲得したFWジョアン・フェリックス。リーガ・エスパニョーラのクラブは今夏の市場を一瞬にして支配してしまった。
今のところ主役は間違いなくスペイン勢で、とにかくビッグネームの獲得が目立つ。プレミアリーグやブンデスリーガも動いてはいるものの、ここ1か月でスペイン勢が使った金額は驚異的だ。
スペイン『as』は、「スペイン勢が33日間で8億3000万ユーロを費やした」と取り上げている。現時点ではプレミアリーグ勢でも5億4600万ユーロとなっているため、いかにスペイン勢が積極的な動きを見せているかが分かる。
特に昨季チャンピオンズリーグ・ベスト16敗退の屈辱を味わったレアルは逆襲に燃えており、すでに2億9000万ユーロを投じている。フランスのリーグ・アンが今夏補強に費やした金額が1億7100万ユーロとなっているため、レアルはリーグ・アン全体を上回る金額をすでに使ったことになる。
フェリックスを獲得したアトレティコも1億7720万ユーロ、バルセロナも1億1300万ユーロを費やしており、リーガ3強の動きは大胆だ。バルセロナはアントワーヌ・グリーズマン、ネイマール獲得案も浮上しているため、まだまだ補強費は増えるはず。
これらの補強がどこまでヒットするかは分からないが、新シーズンもスペイン勢が欧州で脅威となるのだろう。
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