日本代表の柴崎 photo/Getty Images
ヘタフェで上手くいかなかったと地元メディアは綴る
森保ジャパン発足以降、中盤で絶対的な存在となってきたのがMF柴崎岳だ。今夏のコパ・アメリカでもゲームメイカーとしてフル稼働した柴崎は森保ジャパンの心臓で、その技術は日本のサッカーファンならば誰もが理解している。
しかし、クラブの方では思うようなシーズンを過ごせていなかった。鹿島アントラーズの一員として臨んだクラブワールドカップでレアル・マドリード相手に2ゴールを叩き込み、その活躍から2017年にスペイン2部のテネリフェへ移籍。そこでもハイレベルのパフォーマンスを見せた柴崎は、半年後にスペイン1部のヘタフェと契約を結ぶこととなる。
ここまでは順調だったが、ヘタフェでは思うようにプレイできなかった。柴崎は今夏スペイン2部のデポルティーボ・ラ・コルーニャへの移籍を決めたが、本拠地ア・コルーニャのメディア『Riazor.org』は「ヘタフェの指揮官ホセ・ボルダラスのシステムにフィットしなかった」と伝えている。
バルセロナ戦でGKマルク・アンドレ・テア・シュテーゲン相手にスーパーボレーシュートを決めたあたりまでは良い流れだったのだが、同時に柴崎はそのゲームで負傷。波に乗りかけていただけに、ここで流れが止まってしまったのは痛かった。
徐々にポジションが無くなり、今夏にデポルティーボ移籍を決断。同メディアは柴崎がトップフォームを取り戻そうとしていると伝えているが、クラブの方でも再び輝きを放つことはできるのか。これから始まるカタールワールドカップ・アジア2次予選や、仮に東京五輪にオーバーエイジ枠で出場するならばクラブで出場機会は確保しておきたい。新天地での柴崎に注目が集まる。
●電子マガジンtheWORLD(ザ・ワールド)、最新号を無料で公開中!
日本初の電子サッカーマガジンtheWORLD(ザ・ワールド)。
こちらから無料でお読みいただけます
http://www.magazinegate.com/maga_info.php?seq=358/