フランクフルトの鎌田 photo/Getty Images
ブンデスリーガで香川級のインパクトを
ブンデスリーガで成功を収めた日本人選手も増えてきたが、やはり最もインパクトが大きかったのはドルトムントでブンデスリーガを連覇したMF香川真司ではないだろうか。ユルゲン・クロップ率いるドルトムントで中心的存在となり、圧倒的な存在感でチームを頂点まで導いてみせた。
日本サッカー界としては香川に続くアタッカーが出てきてほしいところだが、『FOX Sports Asia』が香川の後継者候補と名指ししたのがフランクフルトFW鎌田大地だ。プレイスタイルが同じというわけではないが、攻撃的な選手として香川級のインパクトを残すことが期待されているのだ。
鎌田はフランクフルト移籍当初こそ苦戦したが、レンタル移籍したベルギーのシント・トロイデンで大きく成長。今季はフランクフルトでレギュラーポジションを掴むチャンスがある。同メディアも23歳を年齢を迎えた鎌田の才能を高く評価する。
「ポジションの似ているところやプレイスタイルを考えると、最も香川に続く可能性が高いのはフランクフルトのライジングスター、鎌田だ。香川のように鎌田はファイナルサードで多くのエネルギーを提供でき、恵まれたテクニック、ビジョンもある。開幕戦のホッフェンハイム戦でも欠点がなかったわけではない。何度かボールをロストする機会があり、パワーで押し切られることもあった。だが、システムやチームメイトの理解が進めば一貫性は増してくるだろう」
鎌田は開幕戦のホッフェンハイム戦から先発出場しており、退団したルカ・ヨビッチとセバスティアン・ハラーに代わる前線の顔となれれば面白い。フランクフルトでの活躍は日本代表へ繋がるはずだが、香川級の大暴れなるか。
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