ユヴェントスのC・ロナウド photo/Getty Images
2012-13シーズン以降の数字を英メディアが紹介
リオネル・メッシ、クリスティアーノ・ロナウド、ロベルト・レヴァンドフスキ、ルイス・スアレス、ハリー・ケインらワールドクラスの点取り屋は凄まじい決定力でゴールネットを揺らしてくるが、真の決定力ランキングを作成すると彼らはトップ5にも入らないという。
英『Sportbible』が1つのデータを紹介しているが、今回スポットを当てたのは2012-13シーズンからPKを除いて通算100ゴール以上決めている選手たちだ。
例えばレヴァンドフスキを見てみると、2012-13シーズンからのPKを除いた得点数は193点。シュートは合計1124本打っているため、決定率は17.2%となる。今回のランキングではちょうど10位だ。
トップ5を見てみると、5位は545本のシュートで102ゴール決めているアトレティコ・マドリードFWジエゴ・コスタ(18.7%)、4位は577本のシュートで109ゴール決めているインテルFWマウロ・イカルディ(18.9%)、3位は866本のシュートで165ゴール決めているアーセナルFWピエール・エメリク・オバメヤン(19.1%)、2位は884本のシュートで169ゴールを決めているパリ・サンジェルマンFWエディンソン・カバーニ(19.1%)だ。
そして1位は、今夏にモナコへの移籍が発表されたFWウィサム・ベン・イェデル。意外な名前かもしれないが、イェデルは538本のシュートで106ゴールを記録。数字は19.7%となっている。得点数も違うためこの数字だけで決定力No.1と言い切るのは難しいが、ひとまず今回のランキングではワールドクラスのFWたちを抑えて1位だ。
ちなみにメッシは1473本のシュートを打って275ゴールとなっており、決定率は18.7%で惜しくも6位。僅かな差でジエゴ・コスタが上となっている。
凄いのはクリスティアーノ・ロナウドで、ロナウドは1880本もシュートを打っている。これは今回リストアップされた選手の中でダントツのトップだ。ただ得点数は254点となっているため、決定率は全体20番目の13.5%に留まっている。
得点数ではロナウドとメッシがぶっちぎりだったが、そのぶんシュート数も多い。ベン・イェデルだけでなく、カバーニ、オバメヤン、イカルディ、ジエゴ・コスタらゴール前の嗅覚で勝負してきたストライカーたちはさすがといったところか。
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