香川真司、ゲッツェ、チャン クロップの下を離れて苦戦した“5...の画像はこちら >>

香川真司とクロップ photo/Getty Images

コウチーニョもバルセロナで上手くいかず

ユルゲン・クロップの下で大きく飛躍し、スター選手として欧州トップクラブに移籍した選手は数多い。例えば昨夏リヴァプールからバルセロナに移籍したMFフィリペ・コウチーニョもそうだ。

コウチーニョは以前から評価が高かったが、クロップ率いるリヴァプールでエースとして活躍。バルセロナに1億6000万ユーロもの移籍金で引き抜かれるスーパースターとなった。

ただ、コウチーニョはバルセロナにフィットしなかった。今夏にはバイエルンにレンタル移籍することになり、バルセロナへのステップアップは失敗に終わったと見ていいだろう。『FOX Sport Asia』はこのようにクロップのチームからステップアップした選手に失敗組が多いと指摘する。

その1人に日本代表MF香川真司も挙げられている。香川はドルトムントでリーグ連覇に貢献するなど大ブレイクし、2012年にマンチェスター・ユナイテッドへ移籍。マンUほどの名門へ移籍することができたのは、クロップの下で香川が大きく成長したからだ。しかし、マンUでは監督交代もあって上手くいかなかった。2年後にはドルトムントへ復帰することになり、マンU移籍は失敗と見ていいだろう。

香川の他にはバイエルンに引き抜かれたMFマリオ・ゲッツェ、2011年夏にレアル・マドリード移籍のチャレンジに踏み切ったMFヌリ・シャヒン、昨夏フリーでユヴェントスへ向かったMFエムレ・チャンも失敗組として紹介されている。

ゲッツェもバイエルンで結果を残せず、シャヒンもドルトムントを離れてからは苦しい時間を過ごした。
チャンも先日発表されたユヴェントスのチャンピオンズリーグメンバーから漏れるなど、明らかに上手くいっていない。現バイエルンFWロベルト・レヴァンドフスキなど成功例もあるが、クロップのチームからステップアップした者は苦戦するケースが目立つか。

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