PSGのネイマール photo/Getty Images
チームのためにプレイしているか
2017年夏にバルセロナからパリ・サンジェルマンに移籍したFWネイマールは、何かと注目を集める2年間を過ごしてきた。
ネイマール加入でパリの人気に火がついたのは間違いなく、華麗なパフォーマンスにサポーターは沸いた。
その一方でバルセロナ復帰案やレアル・マドリード移籍案が何度も噂になり、今夏にはネイマール自身もパリ退団に気持ちが傾いていたことがサポーターの怒りを買うことになってしまった。
良い意味でも悪い意味でも騒がしい2年間を過ごしてきたわけだが、そんなネイマールを強烈に批判したのが元フランス代表のエマニュエル・プティだ。
仏『RMC Sport』によると、プティはジネディーヌ・ジダンやユーリ・ジョルカエフらとネイマールは全く違う選手だと語り、同じ天才肌の選手でもネイマールの方が自己中心的と批判する。チームファーストではないとの考えだ。
「ジダンやジョルカエフと一緒にプレイしてきたが、彼らはゲームを決められる選手だ。だからこそ我々も彼らの守備免除を受け入れてきた。我々はそれを受け入れ、自分たちの仕事をこなしたんだ。なぜなら、彼らが一瞬の輝きで勝利を呼び込むと分かっていたからだ。ネイマールは全く異なるよ。彼は自分のためにプレイしている。自分のためだけにだ」
かなり手厳しい指摘だが、ネイマールはパリのために100%の力を捧げているだろうか。プティは姿勢の部分に不満があるようで、同じ特別な才能を持つ選手でもジダンやジョルカエフとは比較できないとの考えだ。
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