サラゴサの香川 photo/Getty Images
スペイン2部での激突
セグンダ・ディビシオン(スペイン2部)で日本人選手同士の対決を楽しみにしているサッカーファンはどれだけいるだろうか。
8日、セグンダ・ディビシオンでは香川真司が所属するレアル・サラゴサと柴崎岳が所属するデポルティーボが激突する予定となっている。
スペイン『MARCA』も、良いタイミングでの日本人対決ではないと取り上げている。
両者とも日本代表でロシアワールドカップを戦ってきた実力者ということもあり、加入当初の期待は大きかった。香川は世界的なスター選手としてサラゴサ入りし、その期待に応えてリーグ戦開幕5試合で2得点と結果を残してみせた。
しかし、香川は9月15日のエストレマドゥーラ戦を最後に得点がなく、体調不良でゲームを欠場することもあった。徐々にペースダウンしてしまったのは明らかで、チームも10月に入ってから黒星が目立つようになってきた。
一方の柴崎もデポルティーボ加入当初はスタメンでプレイしていたが、チームは成績不振に陥っていたことから10月7日に監督交代を決断。ファン・アントニオ・アンケラに代わり、ルイス・セサルがチームを指揮している。
この交代は柴崎にも影響を与えることになり、指揮官が代わってからは直近8試合で2試合しか出場していない。代表戦に合流していたことも関係しているのだが、それでも新指揮官の下で主力になりきれていないのは間違いない。
セグンダ・ディビシオンでの香川VS柴崎はそれほど注目される対決ではなくなっており、両者はまずポジションを固めるところからスタートさせなければならない。本来の実力をアピールする必要があり、ここまでは苦い前半戦になっている。
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