メルボルン・ビクトリーでプレイしていた本田 photo/Getty Images
昨季は3位だったが……
本田圭佑の影響が大きかったのだろうか。本田の抜けたオーストラリア名門が大苦戦を強いられている。
そのクラブとは、昨季本田がプレイしていたメルボルン・ビクトリーだ。本田はメルボルンに給与制限を受けないマーキー・プレイヤーとして加わり、1年間チームの主力として戦い続けた。マーキー・プレイヤーはチームの絶対的スターであり、本田は全ての中心だったのだ。
しかし、本田は昨季限りで退団。フリーの時間が続き、現在はオランダのフィテッセで東京五輪出場を目指して奮闘している。欧州での再スタートを切ったわけだが、本田退団の影響はメルボルンにとって大打撃だったのかもしれない。
現在メルボルンはリーグ戦10試合を消化した段階で2勝3分5敗と苦しみ、順位は11チーム中8位まで落ちている。オーストラリア『THE ROAR』も最下位まで2ポイントしか離れていない現状を今季最大のショックと取り上げており、メルボルンは何かがおかしい。
同メディアは本田、さらにはMFジェイムス・トロイージの退団もダメージが大きかったと伝えており、昨季3位に入ったメルボルンがまさかの大苦戦だ。
昨季の本田はマーキー・プレイヤーとしてもかなり高い評価を受けていただけに、抜けた穴は大きかったか。パチューカ、メルボルンと本田は短期間の所属ながらも各クラブで主力級の活躍を披露しており、現在のフィテッセでも夢の欧州カップ戦出場権獲得へ特別な働きを見せることが期待されている。
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