香川とルーカス・バリオス photo/Getty Images
ブンデスリーガ連覇を経験
ユルゲン・クロップが指揮していたドルトムントのセンターフォワードといえば、やはりFWロベルト・レヴァンドフスキが最も印象深い。2011-12シーズンにブンデスリーガ制覇に貢献し、2012-13シーズンにはチャンピオンズリーグ決勝までチームを導いた。
しかし、レヴァンドフスキがドルトムントにやってくるまでポジションを守っていたストライカーのことも忘れてはならない。2010-11シーズンにブンデスリーガ制覇に貢献したパラグアイ人FWルーカス・バリオスである。
2010年にはセレッソ大阪からMF香川真司がドルトムントへ渡ったが、この時前線でコンビを組んだのがバリオスだ。バリオスは非常に高いテクニックを持ち、レヴァンドフスキとはタイプが異なるFWながら香川との相性も悪くなかった。
今回ドルトムント公式はバリオスのコメントを紹介しているのだが、バリオスも香川のことを相棒として高く評価していたことが分かってくる。
ドルトムント時代のベストプレイヤーは誰?との問いに対し、バリオスは「ゲッツェとも一緒にプレイしたけど、シンジ・カガワも非常に強かった。僕たちは全員がスーパーなチームだった」とコメントしている。
当時はゲッツェも駆け出しの10代プレイヤーで、欧州初挑戦の香川を含め非常にフレッシュなチームだった。ドルトムント時代が本格的にスタートしたシーズンでもあり、バリオスと香川のコンビを強く記憶に刻んでいるサポーターも多いはずだ。
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