ドルトムント相手に1stレグを落としたPSG photo/Getty Images
ベスト16で嫌なスタート
また嫌なスタートになってしまった。パリ・サンジェルマンは18日にチャンピオンズリーグ決勝トーナメント1回戦1stレグでドルトムントと対戦し、アウェイで1-2と敗れてしまった。
アウェイゴールは奪ったものの、ベスト16の1stレグから黒星を喫するのはイメージが悪い。英『Daily Mail』が試合前にも気にしていたが、これまでパリはチャンピオンズリーグで悪夢を味わい続けてきた。
2011年より大型補強がスタートしたが、それからチャンピオンズリーグ・ベスト4に入ったことは1度もない。目標は常に優勝と大きいが、それに近づいたことはほとんどないのだ。
2013-14シーズンには準々決勝でチェルシーに劇的な逆転負けを喫し、続く2014-15シーズンにはバルセロナに実力の差を見せつけられて完敗。
その後も贅沢な補強は続いたが、2016-17シーズンには決勝トーナメント1回戦でバルセロナに2ndレグだけで6点奪われる世紀の大逆転負け。2017-18シーズンも決勝トーナメント1回戦でレアル・マドリードに差を見せつけられ、昨季も同じラウンドでマンチェスター・ユナイテッドに終盤のPKで逆転負けを喫した。
ネイマール、キリアン・ムバッペなど補強には惜しみなく大金を費やしてきたのだが、結果がついてこない。同メディアは2011年以降約8億ポンドをかけてチームを強化してきたと取り上げているが、また今季もベスト16から嫌なスタートを切ってしまった。
「ベスト16の対戦相手であるドルトムントは強敵だが、パリの方が勝ち抜け候補であり、準々決勝に進まなければならない」
同メディアはこう締めくくっていたが、2ndレグで逆転できるだろうか。さすがに4シーズン連続のベスト16敗退は許されない。
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