開幕節で激しいマッチアップを見せた金森(左)と大島(右)photo/Getty Images
「Jリーグ ジャッジリプレイ」でも検証
サガン鳥栖に所属するFW金森健志が、SNSなどで話題となっている明治安田生命J1リーグ開幕節の自身のプレイについて自ら説明し、謝罪した。
2月22日に行われたJ1第1節で、川崎フロンターレと対戦した鳥栖。
そして、問題となっているのが66分のシーンだ。高い位置で鳥栖からボールを奪い返した川崎MF大島僚太に対して、金森が右斜め後ろからスライディングタックル。大島はピッチに倒れ込むも、審判はボールへのタックルとみなし、ノーファウルの判定を下してプレイを続行させたのだ。
しかし、リプレイ映像で見てみると、金森のタックルが捉えたのはボールではなく大島の左足だった。そのため、このプレイ直後からSNSではファウルか否か、危険なタックルではないのかなど、サポーターたちによる様々な議論がなされ、Jリーグを中継するDAZNが企画する番組「Jリーグ ジャッジリプレイ」でも取り上げられることに。番組内でも出演した有識者たちがいろいろな見解を述べており、今回の「Jリーグ ジャッジリプレイ」の公開以降、さらにファンの間での議論が加熱していた。
こういった状況を見かねてか、当事者の金森本人が4日に自身のTwitterを通して反応。次のように綴っている。
「Jリーグジャッジリプレイの件で、僕が大島選手にスライディングしたシーンが取り上げられていましたが、僕的にはボールに向かってスライディングしたプレイでした。しかし、解説の方も言っていた通りスライディングした後に大島選手の足が僕の前にきたので避けることはできませんでした。
「もちろん、りょうたくんを怪我させようなんて思ってプレイしてません。試合中はやっぱり試合に負けたくないし、球際でも勝ちたいという気持ちが強いです。試合中に主審が判断するのは難しかったと思います。ですが、結果的に危険なプレイに見えたことは間違いないです。気をつけます。今後は、もっとプロフェッショナルにボールを奪う技術をつけて、完全に誰が見てもノーファウルでエキサイティングなプレイで観客の皆さんが盛り上がるようなプレイを心がけていきたいと思います」
この投稿に対して、両サポーターから「自分の言葉でしっかり説明&謝罪できるというのは凄くカッコいい。真剣勝負なので仕方ない」や「自分の言葉でしっかり謝る金森選手……本当にありがとうしかないです」、「金森選手のこういう所、好きだわ」といった今回の行動を称えるコメントが多く寄せられていた。
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